たぬきさんはやきいもが大好き。
「やきいもをつくるから、落ち葉をたくさん集めてきて」
とママたぬきに言われて山へ落ち葉を集めにきました。
カサガサ ギュッキュッ
パラバラ ギュギュキュッ
たくさんの落ち葉をふくろいっぱいにつめたたぬきさんは、ふくろを引きずりながら帰ります。
「これだけあれば、おいもがたーくさんやけるかな」
だいすきなやきいもに心がはずんで、途中からスキップをして帰りました。
「ただいま!たくさんおちばをあつめてきたよ」
「おや、落ち葉はどこにあるの?」
「え?ほらここに」
たぬきさんが持っていたのは穴の空いた袋だけ。
たぬきさんの歩いたあとに、落ち葉が道を作っていました。
「どうしよう…これじゃあやきいもができないや…」
今にも泣き出しそうなたぬきさんのもとに、リスさんやきつねさんが集まってきました。
手には落ち葉を抱えています。
「落ち葉の道がたぬきさんの家に続いていたからさ、きっと今日はやきいもかなって」
「そうそう、落ち葉の道を辿りながら、集めてきたんだよ」
「みんなありがとう、いっしょにやきいもをたべよう」
たぬきさんとおともだちは、みんなでおいしいやきいもを食べましたとさ。
めでたしめでたし。
お題:落ち葉の道
『君が隠した鍵』
お題を見ての一番に思い出したのは
すべらない話の小峠さんのシドチェーンの話
思い出しても笑える
文で読んでも笑える
映像で見直しても笑える
わかる人いるかな
お題:君が隠した鍵
実家の鏡台
左側の上から2段目
黒いポーチに
母の化粧品が入っていることを知っていた
母の居ぬ間に
こっそり取り出して塗ってみた
深い紅が
私を大人にした
「実は借りてたんだよ、気づいてた?」
そんな笑い話を
大人になったらしたかったなぁ
お題:紅の記憶
夢の断片(かけら)
(って読んだよね??)
お題:夢の断片
見えない未来へ
実は全部見えてるって言ったら驚くかな?
いい事が起きたら「ほらね」って
よくない事が起きても「ほらね」って
不敵に笑う私は無敵
どんな未来でもかかってこい!
お題:見えない未来へ