失われた時間…
失われた時間…そう。僕は、今、一人だ。何故なら、とある日の事故により、後頭部を強打してしまった影響で記憶喪失になり、病院に運ばれたのは、良い物の…僕は、その事故のせいで僕が分からなくなった…可笑しいだろ?笑えるよな…たった一つの事故のせいで、自分自身の事、全部忘れちゃうんだもんな。自分の名前でさえも分からない…今まで僕が過ごして来た時間も友達も家族も、恋人?もいたなら、恋人も、自分の年齢も…朝起きたら、自分に纏わる事、何も覚えてないなんて…昨日までの自分でさえ思い出せない…自分の所持品を見ても、自分のスマホの中のトーク画面を見ても、僕が僕じゃないみたいだ…まるで、違う誰かの様だ…頭が宙に浮き、何が何だか何も分からない…忘れる方は、忘れたい事も忘れられるから、楽かもしれない。でも、逆に、忘れられた側は?どんなに辛いんだろう…てか、そもそも僕に忘れられて辛い人がいるのかどうかすらも分からないなんて…悔しいけど、仕方無いよな…ま、なんせ、これが俺の人生なんだから…今、例え、僕の友達や家族、恋人を名乗る人が目の前に現れても、正直、僕は、困るし、その人達を悲しませる事になるし、僕が僕じゃないみたいなのに、何も分からないや…
愛を叫ぶ。
私は、この先も一生、彼の隣で、永遠の愛を誓い、何度だって、永遠の愛を叫ぼう。何度だって、彼に愛を誓って、何度だって叫びたいから…私は、誰よりも彼を、心から愛してるし、愛してやまないから…だからこそ、何度だって、彼に愛を誓えるし、叫べるよ。生きてるうちに、せめてあと100万回は、彼の隣で彼に、愛を誓って叫びたいかな💕一生だって、叶うなら、どんな時だって、離れたくない。でも、私は、今では、だいぶ、成長し、一人でも色々出来る様になり、一人の時間を満喫出来る様になった。それでも、例え、何をしてても、思い浮かぶのも思い出すのも考えるのも、何もかも彼の事ばかり…仕事中でさえ、彼の事を考えてしまう…「今、貴方は、何処で何してるかな?」「ちゃんとご飯食べられてるかな?」「ちゃんと水分補給出来てるかな?」「ちゃんと塩分補給出来てるかな?」などなど。彼の事を誰よりも愛しているからこそ、集中しなくちゃいけない仕事中でさえ、彼の事を考えてしまうんだ。明日、世界が終わっても良い程、私は、彼といられて幸せだ。
一年後…
ねぇ。心から愛する貴方へ。貴方は、“一年後の私達“を想像した事は、ある…?一年後、私達は、何してるかな?同棲が上手くいくようになって、結婚してるかな?私達で言う打ち合わせこと言い合いや喧嘩は、無くなってるかな?もしくは、色々上手くいく様になり過ぎて、私も新しい職場での仕事も落ち着いて、妊娠してるかな?それか、子育てまでしてるかな?無事、私は、新しい職場に就けてるかな?確かに恋愛は、初心を忘れちゃいけないけど、時には、こうやって、未来を想像する事もたまには、必要じゃない?私も私で、彼と出会ってから同棲を始めた今、まで沢山変われた。もし、私が妊娠して、子供出来たら、家事に育児、掃除…とか色々しなきゃいけない…私は、そう。それを「𓏸𓏸しなきゃいけない」と考えてた。だけど、これは、心から愛する貴方との【未来】の為。そう。これは、やらなきゃじゃなくて彼との幸せな未来の為に、そして、お互いが望んでいる結婚の話を進める為に必要な事。そう。これは、お互いの為。出来る様になれば、一歩、また一歩と、結婚へと近付くんだ。だから、お互いが幸せになれる様に、家事とかを出来る様にするの。そう。二人の幸せな未来の為。今日もせかせかと私は、一人でも、家事をこなしていく。
初恋の日…
私にとって、初恋の日。それは…今では、私は、最低な事に、今の恋を、“初恋“にしてしまっているし、そう思い込む様にしてしまっているが…でも、私の本当の初恋は、何年も前の話だ…
私の初恋の日は、 6歳頃だ。当時の私は、周りの人全てが困り果てる程、物凄く問題児だった。その為、幼稚園の後、保育園二つを出てから無事小学生に進学をした。そう。その小学生に進学する前、最後に通ってた保育園にて、私は、とある男の子に恋をしていた。それは、彼も同じ気持ちだと後に気付かされる…
当時、保育園でお昼寝をする際、何時でも周りから煙だかられ、その子の隣は、ジャンケンに負けた人が寝る、と言う程の子がいた。その理由は…その子は、お昼寝中物凄い量のヨダレを垂らしてしまい、最悪な場合は、その子の隣の子のお布団まで染みてしまう程だからだ…でも、当時、私は、そんな事どうでも良いし、気にしない程、彼が好きだった。だからこそ、毎日、そのジャンケン大会が開かれる度に、「良いよ。私が𓏸𓏸の隣で寝るよ。」と自らその子の隣に寝るのを希望した程だ。当時暴れん坊で、同じクラスの誰もが怖がる程の私だったが彼は、恐らく、普段は、中々見られないはずのそんな私の優しさに、惹かれたのだろう。私達は、母親同士でも仲が良く、更には、家もほぼご近所と言う事も有り、毎日、一緒に帰っていた。私達は、自転車を押して歩く母親達の前で二人、そして、後ろには、自転車を押して歩く母親2人。そんないつも通りのある日の事。彼は、私に突如、ある耳打ちをする。
ー俺、君の事が世界一大好きだよー
と。まるで世界が止まった様に感じた。当時、私も彼を好きだったし、初めての告白だったから、めちゃくちゃ嬉しかった。だからこそすぐ返事をした。
ー私も𓏸𓏸の事、世界一大好きだよー
と。そう。あの頃の私達は、物凄く純粋で、何も知らない哀れだった…その告白以来、私が、周りを虐めたから致し方無い虐めの仕返しなのにも関わらず、私よりも小さくて、弱いはずで、怖いはずなのに、彼は、必死に私を守り始めてくれた。凄く嬉しかった。私は、当時から勝手に彼の中で“許嫁“だとさえ信じていた。あれからは、色々な事が重なり、気付けば、あんなに当時は、仲良かったはずの私達の間にさえ、距離が出来ていった…どんどん大きくなるにつれて、私達は、話さなくなり、会う回数も減り、距離も出来て…どんどん心の距離でさえ離れていった…結局、私達は、その頃からも色々有り今じゃ、私達の出会いの場だったはずの故郷に、君と君の家族でさえ何処かへいなくなってしまった…私の初恋は、呆気なく終わってしまったんだ…悲しい程に…
明日世界が終わるなら…
明日、もし、世界が終わるなら、私は、心から愛する貴方と沢山愛を叫ぼう。明日、もし、世界が終わるなら、心から愛する貴方と沢山愛の言葉を伝え合おう。明日、もし、世界が終わるなら、心から愛する貴方と二人が行きたい場所を、沢山回ろう。明日、もし、世界が終わるなら、心から愛する貴方と沢山抱き合おう。明日、もし世界が終わるなら、心から愛する貴方と沢山の誓のキスを交わそう。明日、もし、世界が終わるなら、心から愛する貴方と沢山デートしよう。明日、もし、世界が終わるなら、心から愛する貴方と沢山美味しいご飯を食べよう。明日、もし、世界が終わるなら、心から愛する貴方と最高&最後のお別れ会として、悲しいけど、二人で祝杯をあげ、祝福しよう。明日、もし、世界が終わるなら、心から愛する貴方と、色々したい事は、あるけど、でも、どうか、まだ明日、世界は、終わらないで…だって、私、まだ、心から愛する貴方と、幸せになる前だし…まだ結婚出来てないし…まだこんなに沢山数え切れない程やり残した事あるのに、明日、世界が終わってしまったら、困るから…