#秘密の手紙
今は、そう簡単に会えない距離にいる彼にこの心に秘めた本当の想いを届けたいなぁ🤔そうだ!彼にだけ見える【秘密の手紙】を書こう!
―愛してた彼へ
貴方へ。この手紙、貴方の元へ届いているかしら??私ね、貴方と初めて出会った時は、まさかあんなにも悪く言ってた貴方の事を好きになるなんて思いもしなかったの。だけどね、あの時の私は、色々と不安定だった。同性だけど、家族のように思っていたいつもそばにいた大切な唯一の真の友達を失い、あれだけ、彼女に「必ず守るから!」と伝えたのに、結局、守れなくて…少しパニックだった。いつも当たり前のように隣にいたその友達は、私にとって、同性のツインレイの様な物だった。そんな大切な人を失い、私は、毎日が無気力だった。どんなに嫌な仕事もその友達に会えるからこそ頑張れてた。なのに…そうお互い話し合ってた友達がいなくなった。そんな中、貴方と改めて話す事になった。それまで一切話した事も無ければ、興味も無かったし、もはや、嫌いだったはずの貴方と。なのに…私は、まだ一度も話した事も無いのに、貴方と仕事を一緒にする事になり…過去のトラウマから男性恐怖症が強く出る私なのに、何故か、貴方にだけは、反応しなかった。もはや、一緒にいると、思ったより心地良くて。それから次第に、自然と、私は、貴方にちょっかいを出すようになった。だからか、数人には、バレバレだったみたい。私の貴方に対する気持ち。そんな中、二人で一緒にいる時間が日に日に増えて行き…遂に私も耐えられなくなった。そして、私は、貴方に、強引にキスを迫った。貴方は、それを止めるように、「何で僕にそんな事するの?」と聞いたね。私は、すぐに「えー??好きだから??」と答えた。すると、貴方は、過去に女子から告白された事も無ければ、交際すらない、更には、振られてばかりだったからこそ、可能性があると信じ、貴方のその心に私は、恋の炎を付けてしまったね。あの時の貴方は、本当にカッコよかった。心から守りたい、守るべきものが出来た時の男の顔をしていた。普段は、見せないギャップに私は、余計にゾッコンした。それから、二人で沢山交際する計画とかを立てたね。あの時間、凄く楽しかった。このまま、この幸せが続ければ良いと本気で願ってしまう程。出会うのが遅かったと神様を二人で恨んだあの日。二人で恋人繋ぎしながら駅まで帰ったあの日。周りに冷やかされ始めたあの日。一緒にいるのが辛くなり始めた日。全て、私にとって大切な日々だった。何一つ忘れたくない思い出。結局、私達は、最終的に運命によって引き剥がされる運命だった。そして、とある日に、私と貴方は、ツインレイだと知る。貴方と離れて最初は、凄く後悔した。旦那と色々ある度に、「貴方だったらきっと…」とすぐ2人を比べてしまう癖があった。忘れなきゃと思いながら忘れられなくて、辛くて…でも、今は、ツインレイだからこそ、安心して離れてる。だって、どんな時でも、貴方とは、心でも恋人でも無く、それ以上の魂で繋がってるから。貴方の魂の波動が毎日届いてるから。でも、ツインレイだからって、貴方が誰か他の人と幸せになる事は、願えない。我儘でごめんね。それくらい、貴方を本気で愛しちゃったの。ツインレイだから以上にね。一昨日、久々に貴方に会えて、顔見れて良かった。沢山見つめ合った反対側の駅のホーム。あの時、本当は、「まだ好きだよ」って口パクで良いから伝えたかったのに、伝えられなかった。ゴメンね。だって、まだ貴方も私に未練ある事なんて分かりきってたから。そう、だって、私が貴方にまだ好きとか告白したら、貴方は、また私に本気を見せてしまう程の心の距離にいるから。そして、私は、照れ隠しで、元職場の友達の後ろに隠れられもしないのに隠れた。また来週、少しでも会えたらいいな。でも、迷惑か。貴方は、仕事だしね…そう、きっと、まだ私も貴方を好きだよ―
#君が隠した鍵
君が隠した二人を今まで繋いでいた「合鍵」。でももう要らないね。2人の間には、もう必要無くなっちゃった…だから、きっと、君は、隠したんだね。君は、不器用な人だった。別れ話をする代わりに、合鍵を隠したり、記念日にサプライズしようとしてやらかしたり、遠回しに告白したり…でも、そんな君が私は、大好きだったんだ。だけど…もう、君には、私じゃ駄目みたい。今まで、大切でかけがえの無い時間を沢山ありがとう。そして、サヨナラ。君を愛した時間。どうか、何時までもお元気で。
#手放した時間
私と彼は、禁断の恋をした。叶いもしなかった切ない両想いの恋。彼は、私のたった一言で、恋に落ち、それから、どんどん大きくなる私への愛が凄かった。彼は、今までに無い程、私を唯一、溺愛してくれた人だった。だからこそ、彼は、私にとって、「過去一幸せな恋」、そして、「過去一最高な男」だった。彼と両想いの期間。そりゃ、物凄く幸せだった。この恋が永遠に続けば良いと、願ってはならないのに、本気でそう願ってしまう程に。でも、彼と、私は、やはり色んな意味で繋がれない運命だと知る。彼との関係性は、「ツインレイ(魂の片割れ)」であり、禁断の恋(不倫相手)でもあったからだ。更には、仕事が同じで、仕事内でも気付けば目を付けられていた。だから、私は、彼を「好きだからこそ、手放す」事を選んだ。彼の事がまだ大好きで、仕方ないから、手放すしか無かった。彼を手放した時間。私の心に、ぽっかり大きな穴が空いてしまった感覚だ。前までは、誰よりも、彼が一番近い存在だった。なのに、今じゃ、こんなにも、誰よりも彼が一番遠い存在。会いたくても会えないもどかしい距離。「恋(来い)」って言うから「愛(会い)」に行った時間、期間。どれもが私にとって、かけがえの無い思い出。人は、出会うべき時に、出会うべき人に出会う。それが、いかなる複雑な状況でも。でもね、彼と出会って、恋した事、沢山お互い傷付け合って、辛くなったけど、それでも、私は、彼と出会い、恋をした事、全て後悔してない。だって、出会うべき時に出会えた人だから。明日も彼の隣に私は、もういない。そして、私の隣にも彼は、もういない。彼が望んでると信じ、彼の為にも、彼を手放した事に対して、強くなった、私は。今までありがとう。大切で最愛だった私だけの「アラジン」へ。
#記憶のランタン
あぁ。どうか、神様。彼が四六時中、私の事を忘れぬ様、私の記憶、そして、私との記憶のこのランタンを彼の元へ届けておくれ。私と彼は、お互い好きで一緒になった。けれど、私と彼は、お互いが望んでもいない離れ方をした。叶わない。けれど、ただただ、今は、彼に会いたい。そう心の中で願うだけ。それ以外は、許されないから。口にするのでさえ。
#冬へ
暦の上での夏が終わったはずなのに、残暑が続いた秋。そして、ようやく残暑が終わったと安心していた矢先、次は、秋を通り越したかのような冬の気温。今年は、どうやら、【秋】と言う季節が暦の上で消えた様だ。残暑が終わった後の急な冬並みの気温のせいで、既に人恋しい季節に突入。毎日、人恋しいし、人肌恋しいこんな季節、ただ、心から愛する貴方の側で笑っていられたら。色々あった今年がもうそろそろ終わる。それでも、今年も、色々あっても、私を見捨てずに、ただ隣にいてくれ続けてくれた愛する貴方と、あと一週間で、結婚して一年が経つ。今年も沢山間違えた道選んだけれど、それでも、ずっと隣にいてくれてありがとう。周りが上手くいかなくて、別れる恋人や夫婦が多い中、私達は、何度、間違えた道を進んでも、二人でいる事を望んで来た。この先も、貴方と沢山の思い出や、季節を見て行きたい。