#祈りを捧げて
クリスマス。そう、今日は、クリスマス。クリスマスイブもクリスマスも旦那さんといられて幸せなはずだった。それなのに…二日間も何気無い喧嘩ばかりで気持ちが落ち着かない。そんな時でさえ、思い浮かぶのは…やはり、どれだけ冷たく突き放されても、ツインレイの君なんだ。会いたくなる。どうしようもなく。旦那さんと上手くいかなくなる度にいつも思い出してしまうのは、ツインレイの浮気相手だった彼と二人でいたあの頃の時間。あの時の二人は、お互い、自然に笑えてて、私も毎日楽しくて幸せだった。旦那さんにでさえ、見せた事の無い様な心の底から自然と笑顔になれた。今年も彼は、クリぼっち。いつも通り、私との出会いの場であり、私との思い出だけが詰まった仕事に行き、ただただ仕事仲間とクリスマスを過ごすだけの日常。そして、帰れば、好きでも無くて早く飛び出したくなるような実家へ帰るだけ。家になど、彼の居場所すら無いのに。今年は、私と色々あった訳だし、きっと、少なからず、彼だって考えて妄想してる。「もし、二人で過ごすクリスマスだったら、どんな日になっていただろう」と。そして、現に私も想像している。二日間も旦那さんと喧嘩で、最近、喧嘩ばかりまた増えて、息苦しく感じる様なこの世界の片隅で。最近、また喧嘩ばかりで、体調不良になりがちな私。だからこそ、彼と過ごす幸せなクリスマスを想像してしまう。結局、離れると決めても、ツインレイのせいで、彼にまた会いたくなる。彼に会いたいと祈りを捧げてしまう。そして、また、私の心と頭の中は、彼だけで満たされてしまう。切ない程に。もうきっと二度と叶わないし、会えないのに。旦那さんと一軒家も購入してしまった以上、この先は、更に、彼との関係性は、厳しくなる。旦那さんにも当たり前だけど、彼と会う事を禁じられている。分かってるのに、ツインレイのせいで、彼と引き寄せられてしまう。恋としてでは無く、ツインレイとして。この先、あと何年、この辛い想いを抱えながら、大人になって行くのだろう。いつかは、ツインレイの彼の事、離れて良かったと思えてしまう日が来てしまうのだろうか。あぁ。どうか、神様。私には、もう叶えられそうも無いので、彼を幸せにしてあげてください。聖なる夜のクリスマスに祈りを捧げて。
#降り積もる想い
雪のように降り積もる君への想い。ただ君に会いたい。君の言葉に嘘があり過ぎるから。証明してあげたい。君が私に話した事、全てが嘘だと。君は、本音とは、裏腹な言葉を沢山並べ、私の心を不快な程に傷付けた。本来、優しいはずの君をそうさせているのは、誰なの??知りたい。君の事をもっと。冬なのに、もうきっと会えないのに、雪のように降り積もる君への想いは、重く、そして、儚く散る。まるで、本物の雪のように。
#明日への光
明日への光。私にとっての明日への光。それは、愛する旦那さんと明日も隣で生きて行ける事。浮気までしたツインレイの彼は、この前、久々に会った時、豹変していた。まるであの頃の幸せな日々が嘘のように。久々に会った彼は、冷たくて怖かった。いつもの彼では無かった。あの日の彼を思い出すだけで、震えるし、泣きそうになる。それくらい、怖かった。だから、私にとって、明日への光は、怒りん坊で怖い所もあるけど、何度も間違った道を選んでた私を、それでも、ずっと帰る場所を残しておいてくれた優し過ぎる程の旦那さんの隣で生きて行ける事なんだ。私は、彼に忘れかけてた笑顔と幸せ、信頼をあげ、そして、更に、彼からまた全てを奪った最低な女だ。彼からは、憎まれても当然だ。仕方無いとも思っていたが、まさか、こんなにも早くその日が訪れるとは。
#星になる
今日は、ふたご座流星群が綺麗に見える日らしい。ふたご座流星群。双子座の私は、見なくてはならない使命感がある気がする。そして、亡くなってしまった人達は、全員が星になる。そう、きっと、私もいずれ、星になり、世の中の生きている人達を星として照らす日が訪れる。「亡くなった」と言う言葉は、切なくても、「星になった」と言えれば、どれだけロマンチックで、どれだけ素敵な表現か。私の大切な人達も何人も星になってしまった。星になってしまった皆へ、必ず私もいつかそっちの世界に行く。星になるからその時、またお空の世界で、星の世界でまた会おうね。
#ぬくもりの記憶
可笑しいな…最終的には、自分で終わらせた恋のはずなのに…今更、何故、浮気相手でツインレイの彼のぬくもりの記憶を思い出しているのだろうか…明日が来るのが怖い。そう思ってしまう程、先週も会ったはずの彼の姿。それをまるで見に行くかの様に、私は、また明日も彼と出会いの場だった職場の最寄り駅へ向かうんだ。旦那と一緒だから、怖くない。そう思っていたって、やはり怖い。一人になった後、彼と出くわしたら、私、何をすれば…何を話せば…まだ彼が私に対して未練タラタラなのも分かりきっているのに…彼と2人になってしまったら、きっと、また、あの時のように…彼の手のぬくもり。彼のファーストキスを奪った柔らかい唇。彼が抱きしめてくれたぬくもりと同じ歳なのに、大きなガッチリした男の背中。彼の温かい全てのぬくもり。そう、きっと、明日でこれからの2人がどうなるのか、全てが決まる。ツインレイのサイレント期間終わりの再会は、きっと、明日で最後になるであろう。彼は、きっと、まだ可能性があると信じ、私を待ち続けてる。そんなのは、分かってる。あんだけ、傷付いたからもう恋なんかしないと言いながら私に対して未練を残し、私にまだ恋をしていて、私をまだ待ち続けている。そんな彼に、私は、何が出来るのだろう。もうきっと、二度と感じる事が出来ない彼の温かい優しいぬくもり。私は、本当は、今もこれで合ってるのか、分からずにいる。本気で愛してくれて、沢山覚悟を決めてくれた彼を捨て、旦那の元に戻って正解だったのか。だけど、旦那に戻ったからには、旦那には、そんな事考えてるのがバレないように、旦那と上手く過ごす。ただそれだけ。もし、彼と過ごすクリスマスがあったら、どんな世界観だっただろうか。そんな事ばかり考えてしまう私は、天ノ弱。