向かい合わせ
私達は、どんな時でも向かい合わせで愛を語り、愛を誓い合う…お互い背を向けて話す事は、1度も無い。何時だって、話す時は、向かい合わせなんだ。食べる時も、話す時も、どんな時も…もちろん、結婚式だってそうだ。結婚式だって、向かい合わせで、愛を誓い合う。早く貴方と同棲したい。早く貴方と結婚したい。日に日に膨らむ想いは、止まらない。ホントに愛してやまないよ…これからもずっと貴方の隣にいたい…
♯海へ♯
君と一緒に暮らしてたとある日。君は、突然「そうだ!海へ行こう!」と私に告げ、突然私の手を引っ張って、私を車へと連れ出した。そして、猛暑の夏の日。私は、君と海へ行った。何処までも透き通る綺麗な海と、何処までも広がる綺麗な青空、そして、まるで子供のようにはしゃぐ君の隣。その君の隣に私は、いる。そして、二人ではしゃいで、沢山笑った。凄く楽しい思い出になった…そんなロマンチックな妄想をしてしまうよ…ホントに愛してやまないよ…
私が君にサヨナラを言う前に、もっと君が私の事を愛してくれてたら、もっと、誰もが愛し合ってるって気付く程愛をくれてたら…なんて考えたって、もう時間の無駄だね…確かに、もしかしたら、まだ、私も、君に未練ある感じだけど、私は、君と違って、未練タラタラでは無いよ。だって、君と別れた事によって、私が本来付き合うべきだった人とこうして付き合えて、今は、とても幸せに毎日暮らしてるから。確かに未だに時々ふと君と付き合ってた頃を思い出す事は、あるけど、君との思い出は、決して、楽しくなかった思い出しか無いからさ…君と付き合ってた時間…ホントに無意味だった…君となんか付き合ってなければ、色んな事件に巻き込まれる事も無かったし、今の彼ともすぐ付き合えてたのに…君と付き合いたての頃は、凄く君に執着ばかりして、君に依存してたけど、段々それも馬鹿らしく思うようになった…だって、どんなに君を愛してても、愛してるのは、私だけだったから…だって、君は、私を、ただの遊び道具としか思ってないでしょ?別れてても、「胸触りたい」とか…所詮体目当てだったんだね…君とは違って、私は、本物の愛を見つけたから、私は、君より先に幸せになるね。もう二度と君が私に近付けないように…
#夜の海
夜の透き通る綺麗な海…いつか貴方と見てみたい…そして、その綺麗な海を貴方と見ながら、改めて、貴方に告白したり、貴方に恋した今までの経緯とか、色んな事を貴方と語り合いたい…これから、一生を共に過ごす貴方と一緒に見たい景色や、行きたい場所、過ごしたい時間が増えていく…今まで一人で見て来た綺麗な景色も、今まで1人寂しく食べてたご飯の味も、今まで1人寂しく寝てた日々達も、これからは、貴方と全ての時を共に過ごしていけるのね…物凄く幸せ…絶対叶うはずの無かった禁断の恋を乗り越えて私達は、今ようやく結ばれ、幸せになれた…漫画や、ドラマ、映画でしか見た事無い、普通なら叶わない恋だったのに、叶った幸せ…これからも永遠に貴方の唯一の特別な存在でいても良いですか?
私は、高校の頃、吹奏楽部だった。吹奏楽部に入部した理由は、一目惚れしてしまった先輩の奏でる音楽が素敵だったから。他の人も、綺麗なハーモニーを奏でてるのに、何故か、君の奏でる音楽は、周りと違う魅力があった。あの頃の私は、その周りと違う魅力がある君の奏でる音楽は、良い方向だと思っていた…もし、あの頃のうちに、周りと違う君の奏でる音楽の中にある悲しい音に気付けてたら…と今の私が思うのには、理由がある…あの後、周りと違う君の奏でる音楽に魅力を感じ、君の追っかけっぽく、吹奏楽部に入部した私は、すぐに君に告白をした。すると、君は、すぐ返事をくれた。「良いよ」と…それから、毎日、登下校も一緒にしてたとある日、事件は、起こった…とある日、君は、突然、「ごめん。今日は、一人で帰りたい」と言った。その時、私は、何も違和感なく、「良いよ。」と言ってしまった…それが間違いだったと次の日、学校で思い知らされる…翌日。学校の体育館にて、急遽全体朝会が行われた…その内容は…「昨日、2年3組の中谷怜央君が自殺をして、亡くなりました。皆さんで瞑目をしましょう」と…そう。君は、私と離れた後、下校しながら、自転車で赤信号をわざと渡り、車に突っ込んで、自殺をしてしまったらしい。もし、あの時、私が、異変に気付いて、「今日も一緒に帰ろう。毎日一緒に帰ろうよ」と、君を止めていたら…今も、あの頃を考えると、辛くなってしまい、あれ以来、私は、恋人も作らないまま、ただ時間だけが過ぎていくのを待っていた…
大好きな君へ、あの日、助けてあげられなくて、そして、君が辛いのに気付いてあげられなくてごめんね…もう今更遅いよね…決して許して欲しいとは言わない…ただ君に早く会いたい…