パート書店員だったとき、社員と拗らせたことがある。
未婚の若い男性社員で、C大学文学部卒。ゼミでは、読書量に不満を漏らす教授のもと、「俺が一番本読んでた」と豪語できるほどの読書家(自称)であったらしい。
そいつに、アレ読みましたかコレ読んでくださいよ何でそんなの読んでるの、の攻撃を日々受けまして、ウンザリして辞めました。
当時こちらは受験生持ちの主婦。自由時間なんて限られている。そこに、他人のシュミを反映させる余裕なんてないわけで。
自分の内側に何を積み上げるか。
それは、自分が決めること。
【My heart】
書店員だった時期がある。
7年半で、3店。社員との拗れとか引っ越しとかで、別グループの3店を経験した。
文芸書は、だいたい「作者名・五十音順」の順に棚に並ぶ。性別や国内外で分けられることも多い。
文庫は、出版社別で、「五十音順・番号順」。番号というのは、出版されたのが古い人ほど小さい番号になるというもの。版元によっていろいろ基準はあるようですが、気が向いたら、書店の文庫棚をちょっと見てみてください。
なので、村上春樹さんの隣に並びたくて、ペンネームを村上春歌にしても、文庫棚ではだいぶ離されちゃいます。残念。
【ずっと隣で】
昨日、近くの神社でおみくじを引いた。
もう3月も半ばに入る頃だが、今年の初参りなんだ。熱心な宗徒でなくてゴメンな。
それは、「厄除からすみくじ」という。
黒いカラスの陶器人形に、お言葉がねじ込まれていて、主に「避けるべきこと」を教えてくれる。
健康 : 乗り物ばかりに頼ってはいけません。
うん、そうだね。
自転車で買い物行くようになってから、何かと疲れやすくなった。それまでは、往復30分無理にでも歩いてたのが、全くなくなったもの。在宅ワークだから、ホントに運動不足。
熱心な宗徒ではなくても、これは言っとかないと、と思ったのかな。
ありがたいね。
カラスの陶器人形は、パソコンのそばにお祀りしています。
【もっと知りたい】
今の政治家どもを半分殺処分したら、しばらくは鎖国で行こう。
この国が黒い疫病に伏してしまう前に、土壌を清め、正しい叡智を編むのだ。
恐れることはない。
我々は、弱くはない。
【お金より大事なもの】
ウサギ飼いにとって、月は特別。
虹の橋を渡った子たちの、安らかな楽園であって欲しいと思う。
うちの先代白ウサちゃんも、仲間と会って、のんびりしてるんじゃないかな。
と思ったら、
「みんな集まれ〜って言われてね、お餅つき大会があったの。なんかおもしろくって、ぴょんぴょんしてたら、あなたが優勝でーす、って、いい紙もらったよ。これをお舟にして、隣の青い丸に行けるって」
そんな電話があった。
【月夜】