春爛漫
いついかなる時よりも淡く、優しい光がこの時間を包み込み、ただ前進を続ける私たちに出会いと別れの訪れをつげた。
記憶 【トラウマ】
毎日を夢現に過ごしている。
ふと体が浮き上がったかと思えば、次の瞬間全身が叩きつけられることもある。
そんなことをいつまでも繰り返してきたんだろうけれど、そんな記憶はどこにもない。
浮いて、落ちて、浮いて、吹っ飛んで。
そろそろ砕けてしまいそうだ。
そうまでしても、前に進み続けなければならない。
なんでだったっけ。忘れてしまった。
あ、だめだ。もう、ておくれだ。
ここまでだ。もう充分だ。
そうして記憶がはっきりと描写されて、私の日記はニュースに取り上げられるほどのベストセラーとなった。
「限界を知れなかった哀れな子供」として、私は一夜にして時の人となった。
だけど、それを知っても、だれも限界を人には教えない
もう二度と 【これから前を向いていくんだ】
「覆水盆に返らず」
あなたが見せてくれたその言葉は
私にとってはかけがえのない経験で
夢を見ることしかできなかった私を
力強く引き戻してくれた素敵なもの。
大好き
大切な人たちへ、伝わっていますか?
私はあなたたちのことをとても大切に思っています。
不幸にならないで欲しい。
知らないところで、潰れてしまわないで。
口下手で、甘え下手で、頼り方もわからなくて、
誘うのも苦手だし、話すのも苦手だけど、
精一杯頑張るから。
どうか伝わっていますように。
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愛してるって言うには、まだ若すぎる気がするし、
好きって言うだけじゃまだ伝わってない感じがするし、
かといって重いと思われるのも嫌だし、
変なこと言ってイタイって思われたくもない。
だから大好きって言うんだけれど、言葉って難しい。
星 【どんなに素敵な星があっても】
あなたが病気になった時、私を心配させまいとそれを隠し続けていました。顔色一つ変えずに、元気でいました。急に倒れて、余命宣告されて、やっと意識を取り返したと思ったら、ごめんね、だとか、別れよう、だとか、そんなことを言ったあなたを私は許しません。
わたしを置いていったことも許しません。
今夜も月が綺麗です。星も沢山あります。それでも私はあなたが1番輝いていたと、自信を持って言えますよ。