いちご

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8/30/2023, 10:43:13 AM

香水


あなたの付けたその匂い

決してあなたの匂いじゃない

あなたを捨てた何かを、私は愛せない

8/29/2023, 11:35:09 AM

言葉はいらない、ただ・・・



好きな物を好きでいたことを
馬鹿にして
謝られたってどうでもいい

同じ目にあって、
「好き」を出せなくなってしまえ

8/28/2023, 10:52:54 AM

突然の君の訪問。


もうたえられない。
つらくてくるしい。あいたい。あいたいよ​…

ガチャ
「え、なんで…」
「LINE見てなんか辛そうだなって思ってきたけど」
「……ありがと。」
「とりあえず材料買ってきたから夜食作るわ。待ってて。」
「うん。」

泣きそうになった。
彼が辛い時は私が絶対に助ける。
そう心に決めた。

8/27/2023, 12:37:22 PM

雨に佇む


「雨が好き」と言っていた。
汚いところを洗い流してくれる気がするらしい。
空は平等だ。
有象無象を気にしない。
だけど今だけは───

坂道を公園に向かって駆け上がる。
この公園は夜景が綺麗で、夜によく来ていた。
しかもここは、夕焼けも綺麗なのだ。
多分、近所でいちばん綺麗な場所だ。

橙が空を青黒く染める。
思いっきり息を吸い込む。もっと。もっと。

「約束したじゃんかーー!!!絶対守るって!忘れもしないって!
言質もとらせたくせに!ふざけんなぁぁ!!」

語彙が足りない。裏切ったやつに言う言葉が足りない。

「言ってたじゃん!アイス食べに行こうって!写真いっぱいとって、
アルバムを作ろうって!言ったじゃん!なんで!なんでぇ…」

なんでいなくなったの?突然いなくなるなんて、悲しいよ。

雨が好きだと言っていた彼は、私の涙を雨で拭き始めた。
周りから見えないように、誤魔化すように。
サラサラした細雨だった。爽やかで、優しくて。
ゲリラのような別れも、うねった私の頭も、流すように。
これが彼の答えなのだ。優しい彼の気持ちなのだ。

またひとつ彼のことを知れた気がした。





あの雨が、私のために降っているように感じたのは、気の所為ではないだろう。
私の頭も、時間も、悲しさも全て洗い流してくれた。

私も雨が好きだ。背中を押してくれる気がするから。

8/27/2023, 8:07:57 AM

私の日記帳


1日ひとつは良かったことを書く。
そう決めて書き始めた日記帳。
だが、私の意思は弱いもので。

いつしか出来ていたのは、遺書だった。

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