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11/5/2024, 11:29:20 AM

あなただけが生きる理由。そういう洋楽の歌詞があって、そのフレーズだけ歌える。文法的にスッと理解できて、切なげな歌い方がさらにその歌詞を印象深くしていた。
私の人生に一筋の光があるとしたら、その歌詞のように、生きる理由になる人ができる事だ。生涯一緒にいたいと思えて、心から愛し合える人…。
夢を見ているのだ。過去の恋愛を思い出して、また同じような楽しい経験ができると思うと気分が高揚する。でもそれは、一筋の光ではなく、過去が見せた幻。
だとすると、一筋の光とは私にとってなんだろう。明日がある事、家族がいる事、自己成長をしていく事…。
目標を達成して自己成長をすれば、明るい世界に行けると思っていた。それは確かに、一筋の光らしかったが、いざ目標達成してみると、待っていたのは燃え尽き症候群だった。
ならば人の役に立つとか、月並みに働くとか、そういう事だろうか。お金を稼いでも、何に使うわけでもなくためてきた。旅行に行くとか、買い物をするとか、そんな刹那的な幸せはありふれていて、まやかしのように思える。
趣味がある。体を動かすのが好きだ。マラソン大会に出てみようか。もともと短距離走タイプの私にとっては挑戦だが、きっとこれも終わったら、残ったのは疲労感だけだったと、私は言ってのけるのだ。
私にとって、一筋の光とは、スマホのブルーライトの事を指すかもしれない。これは物理的に"一筋の光"である。それに、当たり前にあるようでいて、たくさんの可能性を秘めているようにも思えるのも、一筋の光にふさわしいのではないか。
それではこの光に照らされて、私はどこに導かれていくのだろう。それとも、こんなもの、破壊する?

11/4/2024, 1:14:25 PM

人生の半分くらいの道に陰がさした。
私に残されたもっともらしい道は狭く長く、息が詰まりそうな道だった。疲れ果てた私にとっては傾斜も急で、とても進めそうにない。このまま息絶えるのもいい。そう思った。這いつくばって、力尽きて横たわり、冷たい土が体を冷やす。その状態が心地よくて、もうこの1週間くらいそのままだ。このまま土にかえるのもいい。
私が幸せになることなんてない。ハイブリッドカーが天から降ってこない限りない。そのくらいごっそりと、人生の選択肢は狭まった。涙は枯れ果て、それでも水をたくさん含んだ雑巾のように絞り出る。悲しみの掃除をしているかのようだが、必要な水は不安定な気分によって供給され、いつまでたっても土を含んだ泥のまま。この気持ちが浄化されることなんて、一生かけてもない。そう思う。