NoName

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3/4/2024, 3:29:01 PM

もしも、もしもだよ。
今は繋いでいられる手も、明日は繋げなくなったら、

きっと、君はこういうよね。
そんな訳あるか!って、笑いながらさ。
違うんだ。
もしもだよ、いつ会えなくなってもおかしいくらい、人間って脆いんだよ。

君が四六時中安全なわけでもない。君だけじゃなく、家族、学校の先生、親しい友達、そのうちの誰かいついなくなってもおかしくないんだよ。

今こうして、手を繋いで、君とせわしない会話をする。この瞬間は、一瞬なんだ。実は長いけれど、短い。…うん。そうなんだ。だからさ、改めて言いたいんだ
君の「ずっと、隣に、いさせてください」


ー今この瞬間も、大好きな人、大切な人と過ごす時間を大切してくださいー

3/2/2024, 4:09:02 PM

皆年老いて、死んでゆく。

残ったのは
自分と、飼い猫、


1日中、いや毎日、
若い頃の儚い記憶を辿りながらの日々を過ごす。

ソファに腰を掛けているといつものように飼い猫が
体をこすりつけて甘えてくる。
そして昼頃に、太陽の日差しが窓から入り、
全身に温もりを感じた。

…残った自分には、この、ちょっとした瞬間がたまらなく幸せなのかもしれない。

生きる幸せとはこのことなのかもしれない。
まだ生きよう思えるような、
「一つの希望」がいつのまにか、
生活の日々に芽生えていた。



3/1/2024, 12:33:52 PM

そこに立ちはだかる
欲望という名の壁

たまーに
寄りかかってきて
心を揺さぶられる

そしてその壁は、急に壊れて
自分に襲いかかる

「困った壁だ」と思い
大きな石を投げつけようが
ハンマーで殴ろうが
その壁はびくともしない

そんな壁に負けてしまうのが、『人』だ

その壁はときには邪魔だと思うかもしれない

しかし
欲望という名の壁は

本能的で、

とっても、人間らしい、

そんな気がする。