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12/7/2024, 12:49:11 PM

ある日、甥っ子が部屋の片隅で泣いていた。

どうすることが正解なのだろう。
傍に寄り添うことしかできなかった。

甥っ子は私が近寄ると怒ってくる。
だけどそのときは抱きついてきた。

彼の手は冷たくて、微かに震えている。
暗闇に残された独りの子ども。

甥っ子の母親は出産の後息を引き取った。
甥っ子の父親、私の兄は事故で息を引き取った。

その頃の甥っ子はまだ4歳だったのに。
もう両親に会えないなんてとても辛いことだ。

私はそんな甥っ子をぎゅっと抱きしめてあげた。

甥っ子は小さく掠れた声で呟いた。

「ぼく、パパとママに会いたいよ。」

12/5/2024, 11:21:47 AM

夜は外が暗くなり人の心も暗くなる。
全てがどうでも良くなり夜遊びに明け暮れる人や、
ベッドの上で眠れないほど、
辛いことを思い出して泣く人もいる。

大人の世界は広くて、汚い。
ナンパ、ホスト、キャバクラ、風俗、ギャンブル。
借金を返すため売り飛ばされる子供もいる。

人間は優しい人もいれば、
危なく恐れなければいけない人間もいる。

物騒で騒がしく汚い一面のある眠らない世界で
今日も、生活をして生きていくのだ。

12/5/2024, 8:13:21 AM

初めて一目惚れをした。
夢の中で出会った彼。
黒髪の外国風パーマの男の人。

人生も疲れて精神的にやられてたときに
添い寝してくれて落ち着かせてくれた。

でも、そんな時間も長くはない。
「はぁ、目覚めてしまった。」
夢と現実は叶う確率も少ない。

それでも、私は現実で会いたい_ そう思えた。

数ヶ月後_
私はいつも通り学校に向かう。

電車に乗って学校に向かっている途中。

私は一人の男の人に目線を向けた_

「あの人…たしか何処かで…」

12/3/2024, 2:38:47 PM

人間関係はすぐ崩れる。
言葉一つで関係が崩れてしまう。

だから人間関係は嫌いでめんどくさい。
貴方から去っていくなら話しかけてこないで。

さよならは辛くなる。
さよならは言わないで。

12/2/2024, 11:02:28 AM

光と闇の狭間で私たちは今日も過ごす。
抜け出すこともただただ堕ちる事もできるのに。

死ぬと決めた日には幸せが邪魔をして
生きると決めた日に辛さが邪魔をする。

幸せばかりでは
幸せなことも全て当たり前になる。
辛さばかりでは
何もかも全て嫌になって真っ暗になる。

辛さと幸せがあれば
辛さを味わった後に幸せな時間がきたら
「生きてて良かった」そう思えるでしょう?

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