雨音に包まれて。
ゆっくり濡れて。
心も湿って。
包みこまれたくなって。
忘れていって。
嫌になりそうです。
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どうしてこの世界は。
無邪気かつ、無条件に人間は、
誰かの陰口をたたいている。
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君と歩いた道
6月9日。
この頃は傘をさして、雨嫌だね
なんて話してたっけ。
君と離れてしまってもう、3ヶ月。
特に変わったことはないよ。
そっちはどう？
変に微笑んで手を降ってる。
また連絡するね。
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さあ行こう、何もない世界へ。
時間が止まって、朝も夜もなくなって。
何も感じなくなる。
行けばわかる暗闇に。
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水たまりに映る空。
小さな小さな、水たまりに。
どうして空が映るのか。
ぴちゃん、ぴちゃんと、
空を揺らして仰いだ。
水の国で見つけた小さな海。
これは小学生の時、無邪気に思った物語。
まぁ、そんなに深く考えてなかったかもね。
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