6/7/2024, 2:40:44 PM
ああ、世界の終わりだ。
ずっと隠していた気持ちがなぜかあの子にバレていることを知ってしまった。言ったやつ誰だ。まじで。
もう楽しくおしゃべりすることも見つめられて心が満たされることもないのかと思うと、今まで綺麗に色づいていた世界が50年台の映画みたいに白黒に変わっていく。
遠巻きにあの子を見ていると、目が合った。やべ。どうしようとしどろもどろしていると近づいてくる。
彼女は内緒話をするように僕の耳に囁いた。
「私のこと好きなんだって?」
えっ。制服のネクタイをそんなにキツく閉めた記憶はないのに、息ができない。ええい、ままよ。と、昔読んだ漫画のキャラクターがヤケクソになった時に吐いていたセリフを心で唱え、彼女の顔を見て息を吸う。
「そうだよ!!」
彼女はなんでもお見通しみたいな顔をして、「私も」と答えた。えっ。さっきまで白黒だった世界は、色を取り戻し以前より確実に彩度を上げる。まるでインスタの加工みたいに。
世界の終わりに君とちゃんと向き合ったら、新しい世界が始まった。
4/9/2024, 12:41:51 PM
誰よりも、ずっと解ってるはずたった
藍より青い春にさよなら
4/1/2024, 11:17:36 AM
この人生どうか嘘だと言ってくれ
世界はこんなにも美しいのに
3/29/2024, 12:52:27 AM
その真っ直ぐな瞳に見つめられるとどうしたらいいか分からなくなる。私はあなたからのgiveは求めていないし、せいいっぱいのtakeを与えているつもり。だって隣にいてくれるだけで嬉しいから。それでもまだ足りないの?
自分へのご褒美に買ったアイスを手にする私を目視した瞬間、あなたは何か言いたげな顔をしてこちらを見てくる。
「あげないよ〜」
「ニャー」
いつまでもこの目に弱い。そんなかわいい顔して見つめないでよ。
3/26/2024, 8:50:47 AM
好きじゃないのに毎日聴く音楽
あなたが教えてくれたから