誰よりも
『██へ、
誰よりも愛しています。
○○より』
バレンタイン
「… ꐦ」
今日は2月14日、そうバレンタインの日だ。
漫画でおなじみの靴箱に、な〜んてない。学校にお菓子なんて持ってきてはいけないから。校則ナクナッチマエ!
『はぁ〜、今年もチョコなしかよぉうピエン』
と言っているのはクラスメイトの██。通学路も一緒とそれなりに仲良くしているつもり。
██は顔は中の上くらい顔はいいと噂される程度。でもはっちゃけたりと子供っぽさが抜けてないのがモテてない理由だ。と思ってる。
「はぁバレンタインだ言う前に試験勉強でしょ?」
『えぇ、今日くらい良くない??ダメ?』
██は勉強に集中してやらない。勉強してくれないのが気になって私が勉強できないから、
██に集中させる策はある。そう_____
「集中しなさすぎ」
『やる気でねぇもん』
「集中するには糖分いるらしい、だからはいっ」
私はチョコを置いて
「じゃっ、あ!あげたからには集中してよね?!」
好きな人からはマジ思考ショートだわ…
「(これで出来たら来年もあ〜げよ)」
待ってて
『待ってよぉ!』
「や〜だね早くここまでおいで〜!!」
キキーッ
『っ!』
あの日からずっと見る同じ夢。
忘れもしない身体がぐちゃぐちゃに血だらけの
好きな人を__________
♡♡♡
追記
交通事故が起きてから悪夢を見るようになった主人公。可哀想だが、あの姿を見てもなお好きでいる。
見方はあれど作者(?)はねぇ、好きな人のバラバラに
見るに堪えない姿が好きな変人みたいな感じかな。
歪んだ恋愛感情と言えば分かりいいかも!!
伝えたい
『はぁっ、はぁッ』
僕は走っている。僕は数年前の虐めから学校に行かず部屋に引きこもっていた。外に出ようと頑張った。
でもまた誰かに罵倒され殴られるのは嫌だった。
『はぁ、はぁ。』息が切れ倒れそうでも僕は走った。
『やっと着い,たよ…』
目の前には大きな病院があった。2階の窓から空を見上げている。
「来てくれたんだねぇ、」
彼女は声が震え、目に涙をうかべている。
彼女はあまり世間には知られていない難病にかかった。奇跡的に彼女は命に関わるまでに見つかり対処ができた。だが、片目の視力は見えない程におち、両足には力が入らずもう歩けない。
と、彼女から手紙を貰った。最後に
"別れてください"と。
『でもなっ、僕は██の隣に居たいッッ!』
『僕が虐められて辛くて死にたかった時も██は見捨てなかったじゃん、?』
彼女は大粒の涙を流している。
『今度は僕が██を支える、だから付き合ってるままでいいですか?』
「ここまで言われて、断わる理由なんてなくない?」
彼女は優しい表情で笑っていた
この場所で
『ひ〜高ぇなぁ』
「…なにしてんの、」
僕に声をかけた女性は橋から下を見下ろし高いと
笑いながら言う。
「あの邪魔しないでくださいますか」
『え?何がよ』
「僕はここで、」
続きを言う前に女性が放った言葉
『ここ痛いよ?冷たいし岩めっちゃゴツゴツだしさ〜』
『高いは高いけどここギリギリ死ねないから骨が曲ったりしたまま、冷たい川に流されるだけ』
女性は淡々と話す。それには少し異変があった。
「なぜそんなの知って,,いるの?」
(そんなのここで"した事"がある人しか…)
『私はまだ貴方に生きて欲しいの…。』
███くんッッ
「ッ!!何なんだよ…何で俺より先に死んだ癖に、」
「俺を置いてった癖に…」
追記
死にたい少年の前に突如現れた女性。
恋人を無くして辛くなって自殺スポットに行くとぉ?