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伝えたい

『はぁっ、はぁッ』
僕は走っている。僕は数年前の虐めから学校に行かず部屋に引きこもっていた。外に出ようと頑張った。
でもまた誰かに罵倒され殴られるのは嫌だった。

『はぁ、はぁ。』息が切れ倒れそうでも僕は走った。

『やっと着い,たよ…』

目の前には大きな病院があった。2階の窓から空を見上げている。

「来てくれたんだねぇ、」
彼女は声が震え、目に涙をうかべている。

彼女はあまり世間には知られていない難病にかかった。奇跡的に彼女は命に関わるまでに見つかり対処ができた。だが、片目の視力は見えない程におち、両足には力が入らずもう歩けない。

と、彼女から手紙を貰った。最後に
"別れてください"と。

『でもなっ、僕は██の隣に居たいッッ!』
『僕が虐められて辛くて死にたかった時も██は見捨てなかったじゃん、?』

彼女は大粒の涙を流している。

『今度は僕が██を支える、だから付き合ってるままでいいですか?』

「ここまで言われて、断わる理由なんてなくない?」
彼女は優しい表情で笑っていた

2/12/2024, 11:17:10 AM