No.4

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11/2/2024, 11:37:08 AM

眠る前にちょっと考える。
瞼を閉じて、暗闇を覗いていれば段々模様が浮かんでくる。万華鏡みたいに光の粒が散らばって、形作って、霧散する。それをずっと眺めて……
いつの間にか寝ている。
そんなふうに眠りにつけたら、きっと夢なんて見ない。



眠りにつく前に

11/1/2024, 12:55:22 PM

パンドラの箱のように
私のこの心の底の箱は
開いてはいけないのだ

例え“希望”があろうとも
その過程にある“絶望”に
きっと耐えられないから


永遠に

10/31/2024, 10:07:31 AM

「俺が、この世界に産まれてくる子供たちに出来ることはさ、これくらいだから」
武器を持って防具を着込んで、アイツが戦場に飛び出していったのは何年前の話だっただろう。
一体いつになったら俺ん家の呼び鈴は鳴るんだろうか。
俺が夢見る平和な世界に、お前が居ないのはつまんねえよ。



理想郷

10/29/2024, 12:16:37 PM

瞼を閉じれば、私は人気者になれる。
容姿も、頭脳も、才能も、すべてが夢みたいに完璧な私の人生。
でも夢の私をいくら想像しても、今の私より年上になることはない。
未来のことは私にも分からないから、結局どれだけ幻想を抱いても、今を生きるしかないんだって思い知らされた。



もうひとつの物語

10/28/2024, 2:24:32 PM

この道を真っ直ぐ行って、ふたつ先の角を左に曲がって、狭い路地裏を進んで。
そうしていればうす汚い看板が見える。
社会に馴染めなかった者たちの溜まり場のようなバー。
そこが今の俺の居場所だ。



暗がりの中で

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