ゆでだこ

Open App
4/4/2026, 1:08:24 AM

「無人島に1つだけ持って行くなら何持ってく?」

彼氏は考えて考えまくって、5分後にようやく答えを出した。

優柔不断だ。

「由亜かな」

「えっ私?」

「愛の力はすごいんだぜー」

そう言いながらまたゲームに集中しだした。

やっぱり君は優柔不断だ。

私を持っていくって、すぐに言ってくれなかった寂しさは死ぬまで黙っておこう。

『1つだけ』

3/25/2026, 11:45:01 PM

価値観が合う男の子と仲良くなった。

笑いのツボも同じ。考えてることも同じ。

親友として見てるのに。

心の中では恋愛対象と誤診している。

『好きじゃないのに』

3/23/2026, 1:11:40 AM

「彼女できたんだよねー」

急に仲良い男子がそう言った。

友達はみんな笑っておめでとうと声をかけていた。

「よかったじゃんおめでと」

私もそう言う。

バカみたい。

そう心の中で思いながら、彼に渡そうとしていたラブレターを後ろで握り潰した。

『バカみたい』

3/21/2026, 10:46:15 PM

友達に押されて、今好きな人と二人で帰ってる。

気まずすぎて会話がほぼない。

「ねぇ」

君が話しかけてきた。驚いて、心臓が飛び跳ねる。

「…いや、今日なんで誘ってきたのかなって」

「えーっと…」

緊張したけど、言葉は案外すっと出てきた。

「一緒に、帰りたかったから。それだけ」

君はフッと口角を緩める。私もつられて笑う。

「よかった、同じこと思ってた」

まだ雪が積もってる道を二人で足跡をつけて歩く。

周りは、誰もいなかった。

『二人ぼっち』

3/21/2026, 1:57:47 AM

「久しぶり」

夢で会ったのは、五年前まで付き合ってた元彼だった。

「…久しぶり」

気まずい別れ方だった。だからこんな挨拶しかできない。

勇気を振り絞って聞いてみる。

「今更、なんですか」

彼は、目を伏せるようにして応える。

「待ってるから。それだけ」

そこで目が醒めた。

ここで予知夢は本当にあることを知る。

寝てる間に、元彼から「会いたい」とメッセージが来ていた。

『夢が醒める前に』

Next