紙飛行機を飛ばした。
舞い上がったけど、全然飛ばなくて笑ってしまう。
その時、下にいる女の子に偶然当たってしまった。
ベランダから叫ぶ。
「当てちゃいましたー!!すいませーん!!」
振り向いたその子は儚い雰囲気の子で、目が合うとふわっとした笑顔をつくった。
「大丈夫ですよ」
ドクン、と鼓動がなった。
…これが俗に言う一目惚れってやつか。
名前も、学校も、何も知らない。
でも、意地でも探し出して、彼女を俺のものにしたいという不思議な感覚に陥った。
『風に乗って』
刹那の出来事だった。
君と付き合って、別れるまで。
また会えるかな。
君の事しか考えられない。
最低だよな。
実際彼女は「最低」。
それだけ残して去っていった。
そりゃそうだ。これは、俺自身の問題。
俺が浮気をしなければ、まだ二人でいることができた。
『刹那』
言葉にできないくらい君が好きだ。
好きな人は、一年前まで付き合っていた彼女。
最近彼女のインスタを見つけてフォローした。
DMでしかやりとりできない。駅で会うけど話しかけられない。
高校も違うし、そもそも彼女は俺のことをどう思っているのだろう。
でも、気づいて欲しくて、心にあるだけの恋心が虚しくて。
いつもインスタのノートで、君に向けた曲とメッセージを送るんだ。
『言葉にできない』
桜が満開の今日この頃。
「高橋くんまた同じクラス!?」
君はまた話しかけてきた。
「僕のことはいいから、石田さんでも探してきたら」
「あーそっか!そうする〜」
君は単純だから、僕の軽い嘘が簡単に通用する。
言えないけど、少し楽しみだ。
君とまた一緒にいれる嬉しさを、春風に乗せた。
『春爛漫』#高橋くんシリーズ
好きな人に好きな人がいた。
初めは悲しくて辛くてずっと泣いていた。
でも、私はこう思うようにした。
「好きな人が幸せならそれでいい」って。
そう思わないと。
私は、また壊れてしまう。
『それでいい』