「吹き抜ける風」
今朝、目覚めると、外から風の音がした。
風の音を聞いているだけで、寒気がし中々ベッドから出れなかった。
愛犬も布団を頭から被り動かない。
私達は、寒いのが苦手だ。
なんだかんだで、布団から抜け出し、愛犬と散歩に出かけた。
外に出てみると、今年入って1番寒く感じた。
いつも、スエットの上下セットで散歩できていたが、今日は、吹き抜ける風が冷たく凍える。
今年初めて、ジャンパーを来た。
「記憶のランタン」
飼い主は、実は犬が苦手だった。
物心着いた頃から、動物好きの父に育てられる。
でも、犬に吠えられる事が怖く。
犬の前で常に涙し固まる私。
そんな私に、決定的な事件がおこる。
小学生の頃、私の家のまわりは、犬ブームだった。
当時は、まだ放し飼いが普通。
犬が単独で散歩している時代だ。
当然、私の家のまわりも、犬がみんな放し飼い状態だった。
ボスのトムじいさん。
ご近所さんもかなり噛まれている。
それをとりまく、メリー、チビ、ルナ、ごん、ごんJr、ぷー。
メリーは、ふわふわの真っ白な毛並みに、ピンクの鼻。
飼い主さんが書いた眉毛がチャームポイントだ。
家の村の入口に住んでるので、よそ者が来ると、真っ先に吠えてみんなに、教える係だ。
チビは、トムじいさんの家の横に住む。
ボロ雑巾みたいな見た目で小さい。
大人しく多くは語らないが裏ボスだ。
ルナは、唯一の女の子。
見た目も役割も峰不二子だ。
ごんは、イケメンの真っ黒のプードル。
ルナの旦那だ。
ごんJrとぷーは、ルナとごんの息子になる。
1匹1匹で居ると、トムじいさん以外は可愛く大人しいが、これが一致団結したら、すごい事になる。
郵便屋さんを群で追いかける。
配達員さんは、死ぬ気で、宅急便をとどける。
そんな矢先、村の組内で、犬の放し飼いについて、辞めようと話になった。
村の中で小学生になり、単独で下校する私の為だった。
私は、他の犬達とは、仲良くやれていたが、トムじいさんには、目をつけられていた。
でも、そこは、やはり昔。
一筋縄にわかったとは行かず、何度かトムじいさんに下校中追いかけられた。
そんな時は、決まってチビが助けに入ってくれていた。
チビは、唯一私が1番大好きだった犬。
また、別のお題の時に詳しく書きます。
そんな矢先、チビ不在中に、私は、トムじいさんに噛まれた。
私は、それから犬が苦手から怖い存在になった。
そんな私が、犬を克服するなんてこの時の私からは、想像出来なかった。
愛犬を引き取り、愛犬のお母さんになったあの日から、私の世界は変わった。
犬がこんなに可愛く尊い生物だと、気づかせてくれた、我が家の愛犬に感謝。
「冬へ」
朝目が覚めると、ベッドが幸せ空間になっている。
愛犬が、布団の中で私にべったりくっつき、愛猫が私のお腹の上で、丸くなって寝ている。
そして、なかなか布団から出れない。
中でも、愛犬は、朝冷え込む日は、中々布団からでない。
こうなってくると、今年もそろそろ冬がやって来たなぁ。と思う。
また、愛猫がたまに、「布団の中に入れてください。」とお願いする。
この時期限定でしか見れない幸せな行動だ。
「君を照らす光」
我が家の愛猫は、物静かで存在感があまりない。
おまけに毛並みが黒と言うのもあり、隅や物陰に隠れて目を閉じると、どこにいるか全くわからない。
名前を呼んでも、鳴かないので本気で困る。
そんな物静かな愛猫だけど、唯一光り輝く時がある。
それは、愛犬が急にテンションMAXになり、走り回る時だ。
その姿につられるようで、愛猫の目がイキイキと輝きだす。
愛犬が走ると、その後ろを追って行き走る。
愛犬が止まると、愛猫もピタっと止まる。
それを2匹で気が済むまで、繰り返えす。
右に行ったかと思えば、左。
私達の回りをぐるぐるまわる。
まるで、トムとジェリーの追いかけっこを見ている様で面白い。
「木漏れ日の跡」
最近、寒くなったので、日当たりの良い廊下が、我が家の大人気スポットだ。
日中は、ポカポカで暖かい。
最近、猫用の床置きタイプのハンモックを窓際に置いてあげた。
ふと見たら、愛猫じゃなく愛犬が使っていた。
すごく、窮屈そうだけど気にったようで、愛犬が陣取るようになった。
可哀想に思ったので、愛猫用にダンボールを窓際に置いてあげた。
満足そうにダンボールの中に入る愛猫。
そして木漏れ日を浴びながら昼寝。
飼い主も、座椅子とひざ掛け持って、木漏れ日を毛玉軍団と楽しんでいる。
ポカポカで心地いい。