「ティーカップ」
少し前、我が家の愛犬が本領発揮した。
我が家の愛犬は、猫が大好きだが、中でも子猫に目がない。
散歩中に子猫の匂いを嗅ぎわけるみたいで、母猫が上手く隠しても、発見する。
しかも、産まれたてで、ティーカップに入りそうな程小さく、まだ目が開いてない赤ちゃん猫を。
1度赤ちゃん猫を見つけたら、1日に何度も行きたいみたいで、散歩の催促が激しくなる。
行って何をする訳でもなく、ただただ、赤ちゃん猫を気が済むまで眺める。
母猫は、気が気じゃないので、何度か愛犬が行くと、赤ちゃん猫の隠し場所を変える。
ただ、少し前に見つけた、赤ちゃん猫の母猫は、愛犬が、悪気がない事がわかるのか、愛犬が気が済むまで、赤ちゃん猫を見せてくれた。
飼い主からすると、感謝でしかない。
愛犬は、毎日毎日、何回も気が済むまで会いにいき、眺め続けた。
気がつけば、愛犬が行くと、愛犬の近くを歩く子猫、愛犬にいっちょ前に威嚇する子猫、おっとりで、キョトンとした子猫に成長していた。
愛犬は、子猫と戯れられて、毎日嬉しそうだ。
母猫に感謝。
「寂しくて」
私の父は、猫好きだ。
(別の作品でも父の家の猫の事書いてます。)
NNNで評判が良いみたいだ。
ある日、小さいキジ猫が迷い込んできた。
甘えん坊で可愛い女の子だ。
父は、小さいから、ちいちゃんと名付けた。
父は、くろの事で寂しかったみたいで、ちいちゃんが来てからは、「ちい、ちい」と毎日可愛がっていた。
(くろの事は別作品に記載しています。)
そんなある日、急にちいちゃんが居なくなった。
父は、家の回りを「ちい!ちい!」と探してまわった。
沢山探したが、結局、ちいちゃんは、出てこず。
父は、また寂しそうにしていました。
2日ぐらいたった頃、急にちいちゃんが、姿を表しました。
父は、ほっとした顔でちいちゃんに、「お前、どこいっとったんか!」っと言いながら、チュールをもってきて、「お腹すいたろーが!くえ!」っと一言。
たらふく食べて、父に甘えて。
しばらくすると、ちいちゃんは、また、いなくなる。
その度、父は必死に探す。
そんな生活を繰り返していたある日。
ちいちゃんが、4匹の子猫を連れて現れた。
「お前、母ちゃんしよったんか!」と父。
ちいちゃんが赤ちゃんを連れてきて、見せてくれた事が嬉しかったようで。
決心し、5匹とも父の家に迎え入れる事になった。
「心の境界線」
我が家の愛犬は、爪切りが嫌いだ。
愛犬が爪切りが嫌いになった理由がある。
小さい頃から通い慣れたトリマーさんが、爪切りをしてくれていた。
愛犬も安心して爪を切ってもらっていた。
そんな安心できるトリマーさんが、ある日突然辞めたのだ。
まだ、その時は、他の人でも大丈夫と思っていたが、それは甘かった。
我が家の愛犬は、そのトリマーさんだから、安心して身を委ねていた。
色々と、爪切りしてくれる場所を試したが、虐待されてるように鳴くので可哀想になり、今は月1回お風呂の時に、飼い主が切っている。
トリマーさんみたいに、ギリギリを攻める爪切りはできないが、愛犬は安心して爪切りさせてくれる。
初めからこうすれば良かったと、今思う。
「透明な羽根」
我が家には、ハエとり名人が二匹いる。
愛犬と愛猫だ。
ハエが透明な羽を擦り合わせて鳴らす音を聞くと、二匹とも目の色変えてハエをロックオンする。
愛猫はこの時、目が2倍の大きさになる。
デカ目のカラコンしてるみたいで可愛い。
そして、2匹で役割分担しながら、ハエを追いかけまわる。
愛犬は、低い場所。
愛猫は、わりかし高い場所のハエを狙う。
愛犬は、口で攻めるが、愛猫は、両手で挟んで捕まえようとする。
可愛い。
けど、ハエを捕まえる率が高いのは愛犬だ。
愛犬の近くを通ったハエを、パクっと口を使い一瞬で捕まえて、ぺっと口からだす。
そのハエを見ると、決まって気絶している。
器用だと毎回思う。
ハエが気絶している隙に、飼い主がティッシュで捕まえて捨てる。
我が家は、ハエたたきいらずだ。
「灯火を囲んで」
わが家では、愛犬を連れて、よく車中泊をする。
パパが釣りが好きだから、海の近くの広場や公園などで車中泊する事が多い。
ある日、外灯のない真っ暗な広場が車中泊の場所になった。
外は、真っ暗で何も見えない。
ただ、ただ、月と星が輝いているのを見るためだ。
しばらく、きれいな夜空を眺めていると、一列に等間隔にならび、点灯する星がでてきた。
びっくりし、パパに、「すごい星あんねんけど!」っと言うと、信じてくれず。
「あれ見て!あれ!」と指差すと、パパが「本当や!!UFO??」と一言。
何か、急に怖くなり外灯がある場所に移動した。
後々、調べたら衛星だと言うことがわかった。