NoName

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7/5/2022, 9:32:42 PM

星と星の間は
何百光年と離れてる

そんなに離れていたら
ひとつの星の孤独は守られるね

いっそ私も星だったら

宇宙に燃えるように放射状に輝く
星になった私の孤独

7/2/2022, 10:47:10 AM

君の眼差しって

夏のカンカン照りの日差しみたい

強くてまっすぐで

一瞬の命のきらめきと

やりきれることのない命のわずらわしさを

同時にみて

なんでか君と一緒にいられるのは

この夏かぎりって

僕の暗がりに住む魔物が閃光のように見抜いた

魔物は血も涙もないけど

僕はただの人間なので

木枯らしみたいな部屋で狂ったように泣いた




7/1/2022, 12:09:40 PM

けなげでしょ、わたし

鋭いトゲと硬い茎

それと、うらはらな柔らかい柔らかい花

かじったら、少し甘いの

きっと、人間だってそうでしょ

それぞれのかたちのトゲと茎

それと、柔らかい真っ赤なお花みたいね



窓越しにみえる薔薇のおはなし

6/27/2022, 1:05:56 PM

好きだという偽りのない気持ちと

憎しみという醜い気持ちの

どっちつかずのシーソー

昨日と今日と明日

真逆にゆれつづけるなんて


僕は引きちぎられた

君に引きちぎられた

未来もぜんぶ引きちぎられた


さよなら

ここじゃないどこかで

僕はやっと息を吹き返す




6/26/2022, 12:56:07 PM

君は、すこしぼさぼさ髪。いつもの作業着。

私は、どんな顔していいのかわかんない。

迷惑いっぱいかけてたこと知ってたから。

でも、私が困ってると、君は無視できない。

それが、君の想像だったとしても。

君みたいな、優しい人、みたことない。

ばかだなぁ。

ばかだなぁ。

頭がきれるくせに、おばかな愛しい人。

今もきっと、誰かのために。

走りまわってるんだろうね。

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