1/19/2024, 11:33:17 AM
君に会いたくて
雪が降りしきる道を、あてどなく歩いた。
心の中は、真っ暗な闇が広がっていた。
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どれくらい歩いただろう?
辺りは暗くなって、見知らぬ場所。
鼻先は真っ赤になって、とても冷たい。
雪の降り方だけが、変わらなかった。
すいっと、視界に鮮やかな赤。
傘を差し出す君が、白亜の世界で色づいて見えた。
僕は、誰に会いたかったのだろう?
あてどなく歩いた先が、君だったのなら・・・
僕は君に会いたかったのかもしれない。
1/18/2024, 12:15:08 PM
閉ざされた日記
学生時代の日記。
先生とのやりとり、学校行事、その日あったこと。
当時感じていたこと、思っていたこと。
素直に書きつけているから、今見ると恥ずかしい。
それでも、ときどき思い出しては、
閉ざされて、ほこりをかぶったその日記を開く。
ー昔の自分に会いに行く。
1/17/2024, 1:01:25 PM
木枯らし
私が住んでいる地方は木枯らし吹かないんですよー。
あっでも、風が強くて、雪も降ってて、吹雪だったら
・・・最悪なのです。
(みけねこ)
1/16/2024, 1:04:33 PM
美しい
この時期は雪の結晶が一番きれいだと思う。
ふわふわとしていて、触ったらすぐ壊れそうだ。
そのくせ、手袋の上で見つめていても、なかなか溶けていかない。
だから、僕はゆっくり雪の結晶を観察する。
八角形で、先にトゲ、こちらは似ているけど、より複雑。
きれいな雪の結晶を、凝視する。
それだけで、時間は過ぎて、僕の体は冷えてくる。
赤くなった鼻で、クシュンと一つくしゃみをした。
1/15/2024, 10:22:57 AM
この世界は
広いようで、とても小さな世界で、
わたしは今日も、生きている。