手を繋いで
ー寒いね。
ーうん。手を繋いで帰ろう。
君の指先は氷のように冷たかったけど、互いの体温で温まっていく。
家に着くまでに、ぽかぽかになっているといいな。
ありがとう、ごめんね
ともだちとケンカした。
かえって、お母さんにしかられた。
「ケンカしたら、両方悪いんだよ」
つぎのひあやまりにいったら、むこうからあやまった。
ーごめんね。
ーううん。あたしもごめんね。でもありがとう。
そのひはもとどおり、なかよくあそんだ。
とある日の仲直りした子供の話。
部屋の片隅で
掃除をしていたら、部屋の片隅から、ランドセルが出てきた。ずいぶんと埃をかぶっており、とりあえず軽く拭いてみた。埃を取ると、使っていた頃の姿に戻った。
結局、ランドセルは元の場所ー部屋の片隅に置いた。
ずっと一緒にいたランドセル。
今は部屋の片隅で、その後の成長を見守っている。
逆さま
グーっと背伸びして、背もたれから身を乗り出すと、逆さまの君が変な顔をして、
「何しているの?邪魔なんだけど」
と言ってきた。
逆さまで見る君がなかなかに新鮮で、面白く、つい休み時間ギリギリまで眺めてしまった。
とある日の教室での休み時間中の話。
眠れないほど
作者のみけねこです。今回のテーマは 眠れないほど
ということで私の眠れないほど体験を話そうと思います。
徹夜したことありません!←おい!テーマ蹴ってどうする!
いや、徹夜はしたことないのですが、眠れなかった体験はありますよ?よく覚えてないのですが、次の日何か大きな行事か大事な仕事とかあって、前日から緊張していたんだと思います。布団に入ってもなかなか寝られず、
寝返りばかりしていて、ふと時計を見たら、12時を少し過ぎていて、
『やばい!寝なくちゃ!』
と思って目を閉じて、しばらくしたらいつのまにか朝でした。この時から自分が緊張や不安で眠れなくなることがわかりました。
以上、私の眠れないほど体験でした。
今回、3回目となる自分のことを書きました。今後もちょいちょい自分のことを書けたらいいなと思います。
次のテーマでも、よろしくお願いします。