みけねこ

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7/10/2023, 11:29:35 AM

目が覚めると
目が覚めたら、真っ暗で、私一人しかいなくて・・・。
なんて想像をすると怖くなる。
一人になりたい時もあるけど、たぶん本当に一人になりたい訳じゃないから。

ーでも、目が覚めると。
私の隣には君がいて、いつのまにか、私の手を握っている。むにゃむにゃ寝言を言いながら、寝返りをうつ。
その手の温かさが、私を現実に戻らせてくれる。

ー私は一人じゃない。今日も君が隣にいる、と。

7/9/2023, 12:40:10 PM

私の当たり前
わかっている。わかっているんだ。
自分が周りと変わった存在だと。
だから、目をつけられないように、『普通』のフリをして、やられないようにしなくてはいけない。
それが私の当たり前だ。
ーだが、ふと思う。
周りに混じって、周りと同じことを・・・他人を傷つけ、存在を否定し、堕ちるところを見て笑っている私は・・・本当に私か?
これは奴らの『普通』であって、私の『普通』じゃない。・・・こんなの間違っているなんて言えないが。

私は私なりの『普通』が通せるようになりたい。
私が変わった存在だとしても、これを当たり前と言える勇気を持ちたい。それが今の私の目標だ。

7/8/2023, 1:01:48 PM

街の明かり
寝る直前の私の習慣。
ベッドの側の窓を開ける。夜風がカーテンを揺らす。
目に飛び込んできた街の明かり。月の光。星の輝き。
今日も誰かが、日々の生活を営んでいる。
街の明かりがそれらを照らす。月と星がそれらを包む。
私はそれを見て、私も生きているんだって思える。
街の明かりに、おやすみを。明日の私も、よろしくを。

7/7/2023, 10:15:15 AM

七夕
「七夕の日は雨が降ることが多いよねー」
テレビの天気予報を見ながら、あなたが言った。
「まぁ、涼しくなるのはいいんだけど。天の川が増水して、二人が会えなかったらかわいそうだな」
ちょっと変わった考え方だけど、あなたらしくて素敵だった。
「じゃあ、短冊に 二人が会えますように って書こうか?」
私の提案にあなたの目が輝く。
「それじゃあ僕は、 来年も一緒にいられますように って書くよ!」
それって織姫と彦星のこと?それとも私たちのこと?
気になったけど、聞かないでおく。あなたの笑顔を見ていたら、分かるような気がした。

短冊に願いを込めて・・・

7/6/2023, 11:00:06 AM

友だちの思い出
この頃、ふと思い返す。
君の声、君の手の温もり、君の背中。
春は桜舞い散る中、お花見をした。
夏は入道雲の下、キンキンに冷えたラムネを飲んだ。
秋は落ち葉を蹴散らして、追いかけっこをした。
冬は雪が降る中、霜焼けになるまで遊んだ。
記憶の中に残っている君との思い出は、鮮明だ。

スマホの連絡先に登録されているのに、今の君のことはよく知らない。靄がかかったようにぼやけている。
この頃思い返すのは、君に会いたいからなんだろう。

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