星空
この地上に
星空に浮かぶ星のように
たくさんの人間がいるのに
この人だって思える人に出会えた私は
きっと幸せ者なんだろう。
あなたのそばに寄り添って
2つ並んで瞬く星のように
いつまでも、輝いていたい。
神様だけが知っている
なんでこんなに宇宙は広いのに、地球にだけ生物がいるのか。
なぜ人間は生まれ、生きていくのか。
哲学的な問題の答えはきっと神様だけが知っている。
ーえっ?私の答え?
・・・そうだな。私に言えることはこれだけ。
この星で、人間はみんな、生きたくて生まれてきたんだ。
まぁ神様の気まぐれかもしれないけど、ね。
この道の先に
君が行くこの道の先には何が待ち受けているんだろう。
階段?坂道?壁?ドアがあったり?交差していたり?
きっと平坦なんかじゃなくて、何度も挫けるだろう。
君が行く道は君にしか歩けない。
ーだけど、だからって一人きりって訳じゃない。
転んだら手を差し伸べてくれる人が、困ったら助けてくれる人が、迷ったら教えてくれる人がいるから・・・
ーだから、大丈夫。君は君の道を歩いていけばいい。
日差し
「今日は日が差しているから、お布団干しちゃいましょ。フカフカのお布団になりそう!」
軽い足取りで、ママさんは布団を干しに行く。
確かに、今日は天気が良くてポカポカ陽気だ。
長い廊下に布団を敷いて、ママさんは次の仕事をしにいく。
暖かくなってきた布団の上に乗る。日差しもあって、だんだん私のまぶたが重くなる。
「あらあら。ここで寝ちゃったらダメじゃない。毛がついちゃうでしょ、猫さん」
私を見てママさんが言う。しかしため息をついて、諦めたようだった。
ポカポカ陽気とフカフカのお布団、そして日差し。
私はポカポカに包まれて、昼寝を堪能した。
窓越しに見えるのは
早起きに成功した。今日は休日なのに。
別にやることもないんだけど、少し得した気分だ。
ーシャアーーー
カーテンを開ける。日が昇ったばかりなのか、辺りはまだ薄暗い。それでも気が早いやつはいるもので、
ーチュン チュン チチッ
とスズメの鳴き声が聞こえる。
差し込んできた日の光に目を細めながら、
「今日は何しよっかなぁ〜」
とつぶやく。いつもの景色が少し、キラキラして見えた。