優しい陽の明かりと頬杖

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5/28/2024, 4:14:07 PM

半袖

水しぶき はしゃぎながら サンダルを 脱いで
どこまで 行けるか 僕を 試す 
遠くの 街が 向こう岸に 見えて
僕は いつかは 彼方へ 行くと 言うよ

君は 僕を 幼いと 言うけれど 
それでも 君と 生まれた ときから 一緒だった 
あぁ 悪戯な その瞳の奥に 僕が 映るのは
何度目 青春の メモリー

夏の 気配が もうすぐ 君を
遠くから 来る 風が 教えて くれる
君の 半袖の Tシャツに
真夏の スコールが 反射して

星を 見ながら 君を 見つめて どこまで 行こう?
遠くまで 遠くまで どこまで 行こう?
星空が 落ちてくる 前に 君が 不意に
この夏は 君の そばで 風を 受けたいと
ウィンクしながら そっと 微笑んだ

君を 隣に 君が 愛した
星空が 見える 丘で
これから 二人 夜空の 向こう
ため息も 混じって 呼吸が 痛むよ

あぁ それでも 僕らは もうすぐ
夏の 気配に 溶け込んで いくよ
SHEINのTシャツ 半袖の Venus
もうすぐ 君と 遠くまで 行けるから

5/25/2024, 7:15:35 PM


5/15/2024, 1:42:58 AM

風にみをまかせて


何故 泣くの?
風にみをまかせて
砂に まみれた 涙の 跡を

ひたすらに 追った
太陽と サラサラ 流れる 汗に まみれた
体温を ただ 抱きしめて いたい
なぜだか 君が 遠くへ 
消えて しまう ような 気がして

ただ 風に 憧れて
覚えたての ギターを 鳴らす
風に 巻かれた ハープに
君の 面影 そっと 映す


何故 震える
あんなに好きだった歌が
少し 寂しく 何度も 笑って

恋い焦がれ 泣いた
再びは 会えない 気がして 君を どこかで
幻に ただ 口づけを 交わし
会えない 日々が 余韻も
消して しまう ような 気がして

ただ 風に 任せて
あなたへの 想いを 失う
風に 巻かれた 答えは
君に 話さず そっと しまって
 

5/13/2024, 2:44:05 PM

失われた時間


僕らは 何の ために
生まれて 来たのだ
或るいは 誓いを 忘れた
迷い子の ように なって
夜明けまで 泣いて いたのか? 

君が ガラスを 割って 
生まれた 世界は
崩壊の 序曲を 通り 抜けて
今や カラスに 支配 されてる

向こうへと 閉ざされた
フェンスの 境目の 世界は
トンネルを 抜けた ここでは ない
異人の ウルフが 徘徊する 世界だ

失われた 時間を 
取り戻す ために 
必死で 生きる よりも
考える ことを 選んだ

汗を かいて 
クタクタに なって
果てる 毎日を 
快楽の ように
ごまかすのは 御免だ

しなびた 映像に
心臓まで えぐられて
吸い取られていく みたいに
失われた 時間を
巻き戻せるか なんて 
何フィートも 続く フィルムを
ルームライトに 照らされ
自白 するほど 
世界は 時計の 狂った 
白昼夢に うなされた Modern World

明るい うちに
街頭が 灯る まえに
昇華する 魂を 引きずって
行こう 別の 夜明けへ
行こう Another World

5/12/2024, 5:29:48 AM




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