優しい陽の明かりと頬杖

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10/2/2023, 10:57:11 AM

奇跡をもう一度

君のいた 場所を探す
あれから 君は
どこを探したって
見当たらないよ
電車のいつもの 陽のあたる
午後三時のシートは
忙しそうな 時間が少し
忘れていけそうな 場所だから
風の便りも 音沙汰もなく
待ち続けたら どこかに君の
面影が遠くの 手を振る姿
きずかなかった 少し長い髪が
短くなっているけれど
奇跡をもう一度
風が君の優しさを
もう少しで君が
好きだよって
言える気がするから
あぁ
奇跡をもう一度
ここにいる 時間が好きだ
君の声きこえる 君が目の前で
笑っているから

10/1/2023, 3:51:15 PM

たそがれ

空から少し
明るい日差し 差し込んで
僕のゆううつなんて
景色みたいに 変わっていくから
ホットのココアを 窓際で頬杖つきながら
君がこれから 僕を救ってくれるか
先のことなど まだわからないけど
それでも探してる
たそがれどきに
あなたはどこか遠くで
僕の吐息が
伝わるようで
夕やみの家路を照らす
あなたは夢の中
たそがれ写す 窓辺の天使

9/30/2023, 10:11:06 AM

きっと明日も

何度でも ここにいてよ
何度でも 口づけ交わそうよ
そう明日 世界が変わってしまっても
約束したことを 思いだそうよ

君が変わってく
青空が吸い込んだ 季節のように
君が大人になって
はじめて知ったことを
忘れないでね 僕らがここにいたこと

きっと明日も 二人はまた 会えるけど
きっと明日も 重ね会いながら
何度も 何度も 二人がここで
誓い合うこと 確認するように
大人になってく

忘れないでね
ここで見た夕日は
何度でも 胸の中でよみがえる
忘れないでね
あなたと二人いた
この世界 胸の中でよみがえる
きっと明日もここで
きっと明日も二人
大人になってく 明日も

9/29/2023, 10:53:52 AM

静寂につつまれた部屋

あぁ君のいない部屋に
レコードが渦巻いて さっきまでの 星空が
嘘みたいに曇っていく 都会の3時
君のことばかりを 考えては祈る
僕は君のことだけを
夢中で追いかけている

あぁ 夜の静けさに混じって
雨の音が うるさくさせてく
天気予報は 明日になれば
このスコールはやむというけど
君を感じさせる 心はやまなくて

君の横顔が 君の微笑みが
君の優しさが 君の幻が
静寂につつまれた部屋
何度も繰り返す 雨のワルツは
きっと明日は 晴れているよね
音楽が止まない
静寂のなかで

9/28/2023, 10:10:37 AM

別れ際に

この場所ももうすぐ
お別れのときがくるのね
最後まで なかないでよ
悲しくなるよな 終わりは嫌だから
いつでも友達よ このはなが咲き誇り
私たちは出会い
このはなが全て散ったら
それぞれの町へ 戻っていくわ
最後まで なかないでよ

永遠がないのは わかっているけど
ずっとそばに いたかった
終わりなど予感などしてなくて
だけど春が来れば それぞれが切符を手に入れて
あぁ旅立つの 空がまだ 広いこと 知ってみたいから
別れ際にキスをして 遠くまで聞こえるように
ずっと友達と言って
胸が痛むけど バスが来れば
ここを飛び立っていく 春の花びらのように

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