あぁあの角曲がれば
きっと 君は
あの時の笑顔を 見せてくれるよ
この通り雨が過ぎるまで
君を待ってる あのグラウンドの近く
あぁ青春は音をたてては
すぐにこわれていく ときがある
でも大丈夫 きっと君は 何度も
なくしかけては 立ち上がって来るから
この通り雨が過ぎたら
アスファルトに昇華して
夕暮れにひかり出す
君と一緒に描いた あの夏の日
ボールがひとつ雨に 打たれてる
君のところへ 投げた
笑って君は キャッチする
秋深し 今宵 なぞは さんざめし
あの家や 今は 懐かしき
清くては かのひと 過ぎ去りし
遠くては 家を思い出し
わかれても さりがたしとなりぬ
ひとを告げよ よのさだめ
永久となり果てぬ ひとは深し
紅く染む つきは果てを知らず よは更けぬ
長きよの こえをききては
思い出す 稚児のてや 忘れがたしの
思いとなりぬ 秋の夜長に なくしかや
窓から見える景色
春風を追い越し
列車で駆け抜ける
スコールのあとの
虹も少し綺麗だから
あの港町の
borderショップがみえてくると
君の待つ あの懐かしい
海はもうすぐだ
きっと待ってる
何て君に伝えよう
あれだけ待ち続けた
時間の分だけ君に
かえって携帯の電源を
オフにする
君の近くの町まで
君に音信不通
車掌のアナウンス
もうすぐだ君の町
窓から見える景色
見慣れた町の 君のところへ
僕らは 誰も 考えたことのない
君との暮らしを 思い付こう
まだ だれも だれも知らない
それが神様に 教えられた
形のないもの あいのしるし
きみとぼくの 思い出のなか
それは太陽が 僕らを包んだ
君と歩いた この街で見たもの全ての
あいのしるし
遠くで声がしてるよ
誰かが僕らを呼んでいる
夏草の香る 木陰の向こうに
誰かがそっと この世界を
愛していると 記しているから
僕は急に 会いたくなった
この世界がまだ続くにしても
あしたが僕らを おいていく気がして
だから大事なこと
だから約束しよう
忘れないでね
空が青いように
君とも透明で いれるから
遠くの空の 雲の切れ間からさした
太陽がまだ 綺麗だからさぁ
懐かしい響きのする
あの角を曲がれば 見えてくる
あなたと追いかけた 雲は流れて
あなたと会った場所へと
長い坂を下ればもうすぐだ
そこにあなたはいるかな?
会えない時間に 遮られた 二人が見上げた
都会の雲 吸い込まれる 夏の風に ふわふわり
さぁここへ 二人であった場所へ
さぁ息を吸い込んで そっと腕を広げて
風の声が響く
音がどこまでも流れて
さらさらと風が靡く
ジャングルジムに君が待ってた