優しい陽の明かりと頬杖

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9/22/2023, 1:11:29 PM

遠くから
私を呼んでいる
風が運んだ
ときめきに
なぜだか 心から
溢れてくる優しさに
あなたを呼んでいる
いつだって この世界で
探している あなたの名前を
今でも 長いときを遡り
あなたを探している
音のない世界で
夜の境界で
ひかりが広がっていく
闇のなかで
あなたを探している
感覚も 仕草も 幻も
夢の中でも あなたを

9/19/2023, 11:47:14 AM


今よ 終わらないで
そよ風に そっと 口づけを
別れ際でも 好きだといってよ
最初に出会った この場所で
自転車に 春のはなが少し散ったあとの
校庭を走り抜けた 夏の始まりを 予感させる
二人を 大人にさせた 季節を思い出す

あぁ 三年後 君はぼくを 思ってくれてるの?
あぁ 離れずに 君はそばで 笑ってくれるから

時間よとまれ まだ あの頃が
あの頃の余韻が 胸に残るなら
あぁ まだ 最終の バスに間に合うから
いかないで ずっと今は 息をするたびに
あの頃を思い出す ここにも春の風が吹く
時間が過ぎて 君といた 時間を思い出す

9/18/2023, 4:46:45 PM

星が作った物語
二人が蒼のしたで
この夜を 祝福しよう
ぼくと君のあいの詩

まるで時間は
僕らの町を 静かに過ぎていく
さめわたった空気に
おまじないをしよう
これからの僕らは
白い奇跡の呪文で 約束しよう
めぐりめぐる日々に
君と二人 愛を詩にしよう

聖者が街に
鐘をならしにくる
行進の始まりさ
ここにもやがて
白銀の景色が
きみとぼくのストーリーが
紡がれる季節に
あいの言葉と
とっておきのプレゼント
100年続く お話にしよう

9/17/2023, 1:03:01 PM

花の咲く頃
君はぼくをさらう
あの頃から見てたセカイは
きっと今も 回り続けてる
風が吹いたら 明日の方へ
いっそこのまま 遠いセカイへと
誰かが置いていった ゆめのかけらを
いくつも背中に背負って
青春と呼ぶには まだ
終わってない顛末だけれど