真夜中には。#2
薬物を乱用していると、幻覚と現実の区別がつかなくなる時がある。僕は今、その状態だ。
「あ!翔汰!こんなところで何してるの?」
「あ、美幸ちゃん、今、ちょっと考え事していたんだ。」
これが幻覚。現実では…
「あ、あは、あ、あ、はははは、み、み、あは、みゆき、ちゃん、あはは、い、いま、いま、ね、」
「しょう、た……?」
このようにキモくなったりする。もちろん、引かれるので、恋物語なんてあるわけもない。
…でも、欲しいんだ、やめられない、薬が、薬がなきゃ、生きていけないんだ。
お金が無い。ああ、ああ!!落ち着かない!!!イライラする、薬がなきゃ。貰わなきゃ。
…母親、確か金持ってたよな?少しくらい、いいよな??1回盗むだけ、今回だけだし、愛する息子の為なら許してくれるよな……?
"俺''は母親のカバンの前に立った。
明日、少しだけ解説します!
真夜中には。#1
真夜中には昼間と違うところがある。
昼間には明るく、賑やかな街でも、夜になると不良のたまり場になっていたりする。
ある時僕は、真夜中に街を歩いていた。昼間と様子が全然違う。街灯は薄く光っていて、店のシャッターは全て閉まっていた。
僕は、そんな街を歩いているんだ。
それには、ある理由がある。
そう、薬だ。
僕は1週間前、ある連中から「覚醒剤」とやらを貰った。気持ちよくなれると言われたので1度だけ、1度だけ飲んでみたんだ。
体の集中力が高まった気がしてとても興奮した。
その感覚が忘れられなくて、毎日、真夜中に出かけるんだ。
10000万円で1袋。今は薬物なんてどこで手に入るかは分からない。そんなレア物なんだ。
そして、今日も金を渡す。
あまり薬物については詳しく無いので、情報の誤りが見つかった場合は申し訳ございません。
(一応最近学校で薬物についてならいましたが…)
明日も続き書きます!!
愛があればなんでも出来る?
そんなわけねぇだろ。
少しの間でしたが、今回でこのお話も終わりです!
なんであんなことしたんだろう。
僕は感情に任せて殴ってしまったことに疑問と後悔を感じていた。
でも、それくらい家族に忘れられるのはショックだったんだ。
みんなにひとつ言っておきたい。
もし、自分の家族が認知症になったら、しっかりお世話をして、昔の思い出話や思い出の物でも語って、
しっかり、ゆっくり思い出してもらうんだ。
認知症の症状として、誰かの事を忘れたり、言葉が話せなくなってしまう人も居る。医者へ行くのも大切だ。でも、その後どう対処するかは、君次第だ。
昨日の解説です!!
仕事や家族の事でいっぱいになってしまって「僕」がおばあちゃんを殴ってしまいます。
認知症の症状として、今日のお話にもありますが、言葉が話しにくくなったり、歩く時にふらふらしたり、誰か大切な人さえ忘れてしまうことがあるのです。
そんな様子を、最後の文章で表していました。
ちなみに、1番初めのお話はおばあちゃん視点のお話でした。
ありがとうございました!(´▽`)明日からはまた別のお話を書かせていただきます!!
昨日の続きです!解説もあります!!お題に合わせられませんでした…すみません
「…え??今、なんて」
「勝手に人の家に入って来ないでください……」
その言葉に僕はゾッとした。……いや、聞き間違いか…?僕の事、忘れたのか……?
あーあ。
そっか。
もう面倒だ。
仕事でのストレスとおばあちゃんの言葉で頭に血が上った。もう限界だ。
僕が手を振り上げおばあちゃんちゃんに向かって振りかぶる。
おばあちゃんを殴った。
「……!?」
何をしているんだ…僕は。認知症のおばあちゃんは僕の目の前で倒れた。しっかりしない歩き方、記憶の喪失。上手く話せない言葉。
僕はその震えた声を思い出して、急いで病院へ向かった。
なかなか難しい表現だったのですが、日本語がおかしかったらすみません!!昨日の解説です!!
おばあちゃんは昔「僕」の事が大好きだったんですね。写真を貰ったら大事にしまっていたというくらい。
でもそんなおばあちゃんも、今日のお話の様に認知症になってしまって、「どちら様でしょう……?」と言ったんですね。認知症は、1番近い存在から忘れて行くそうなので、おばあちゃんは「僕」の事を本当に大切にしていたんですね。
明日も今日の解説します!!