月に願いを。
今回はどうしよ?後で書きます
降り止まない雨はない。
君がそう教えてくれたんだ。だけど、今は降り止みそうにない雨が降っている。
降り止まない雨はないと教えてくれた君はいないんだ。そのことがひどく悲しい。
でも君も降り止まない雨が降っていたんだよね?死ぬ前は。
彼は自殺したんだ。こんなにも理不尽で思い通りにならない世界に呆れたんだ。
だけど君は決してそれを見せなかった。強さだけを見せた。私が弱かったから。だから彼は弱さを見せることができなかったんだ。彼が相談できなくなってしまったのは私のせいなんだ。彼のいない世界がこんなにも苦しいだなんて知らなかった。だけど私と同じように、いや、私以上に彼の死を悲しんでいる人が近くにいるんだ。その子に声をかける。
「ねえ、悲しくならないの?」
「なるに決まってる。死にたくなるくらいに悲しいよ。死んだことも悲しいけど、相談してくれなかったことが辛い。もう死にたいな笑こんなに死にたくなったのは初めてだ。あいつは確かに俺の初恋だった。大好きだった。誰よりも愛していた。そんな自信がある。だけどあいつは誰にも頼らず、相談せず、弱さを見せないで、最後まで笑顔で生きていた。そのことをなによりも褒めてあげたい。」
「私は彼に恋愛感情はないけど、誰よりもあの生き様を素晴らしく思っていたし、羨ましかった。」
今回は、主人公の女の子は、女の子の言う彼に恋愛感情はない。
そして男の子は彼に恋愛感情がある。
そして主人公と男の子と彼は幼馴染であり、親友だ。
という設定でやっていきます!後で書きますね。さよ~なら~
あの頃の私へ元気でいますか。
―今、私は元気です。
大事な人はできましたか。
―今、私には大事な人ができました。
いつか夢は叶いますか。
―今、私は自分の信じていた夢を叶えることができました。
この道の先で、なにがあるかは分からない。だけど過去の自分より幸せだろうとは思う。だって今ではこんなに幸せなのだから。ずっとずっと中学から好きだった透哉と付き合うことができました。
ねえ透哉、あなたは覚えていますか。
揺れる麦の穂あの夕映え。
―私は覚えてるよ。あの頃はまだ私達は近くに居られましたね。
地平線 続く空を探し続けていた。
―二人でよく見ていましたね。きっと君も同じ気持ちでしょう?今も近くに居られたらと。
明日を描こうともがきながら今夢の中へ。
―君との明日を描き続けたい。毎日そう思いながら寝付くよ。
形ないものの輝きをそっとそっと抱きしめて進むの。
―形はないけれど、心は繋がってる。その輝きを大事にしたい。
今日は私の好きな曲、明日への手紙の歌詞で書いてみました。といってもまだ途中なんだけどね。
また後で書きます。さよ~なら~
逃れられない。あの人から。どうしても。
逃げてしまいたいのに逃げられない。
「あんたなんかに使う金が無駄なのよ。」
「また88点?ほんっとにあんたは出来ない子だわ。」
「私が周りの人から言われるの。わかってるの?」
分かってるさ。いつだってあんたのことを考えて生きてるだろ。なんで俺自身を見てくれないのに俺はあんたのために頑張らなければいけないんだ。意味がわからない。
母さんはもともと俺が生まれたときからアル中だったらしい。酔っ払うといつもいつも殴られる。
「本当にあんたはあいつに似てるわね。ムカつくのよ。あんたなんていなければ良かったのに。」
あいつとは別れた父さんのことだ。父さんもきっと愛想を尽かしたんだろう。母さんは彼氏ができると、
「私彼氏できたから。勝手に飯食っとけよ。自分で買ってこいよ?」
「分かりました。」
敬語でないと怒られる。テストの点数が悪ければ怒られる。風呂洗いをしなければ怒られる。飯を作らなければ怒られる。なんなら生きているだけで怒られる。
「なんであんたなんかが生まれてきたのよ!ああ、もう!女の子が欲しかったのに!」
いつもそう言うんだ。女の子が良かったって。俺だって生まれてきたくて生まれてきたわけじゃない。
家でも居場所がないんだ。どこにも居場所がない。唯一学校だけは息抜きができたのに。
後で書きますさよ~なら~
―また明日―
その言葉で私がどれだけ救われたか君は知らないでしょう?
その言葉でどれだけ生きたいと強く思ったか君は知らないでしょう?
なのに私は大切なものには目を向けず手を差し伸べてくれる者をはねのけ傷つけた。
あの日、世界は変わった。
鳴り響く緊急地震速報の音。
私はあの恐怖を一生忘れない。
一瞬にして町は飲み込まれた。津波によりたくさんの儚い命が空へと消えていった。
君はどれだけ怖かったかと想像するだけでも背筋が凍る。
そして君はまだ見つかっていないのだ。あの日から5年。もちろん君以外にも見つかっていない人はたくさんいる。だけど私には君が見つかればそれだけでいい。どうか私のもとに彼を返してください。
そう願いながらそっと涙を流した。
私と彼の物語はここから始まったと言っても過言ではない。
「ねえ、君なんで泣いてるの、、、?」
これは君と私が中学一年の夏。私はどこにも居場所がなくて泣いていた。
本当は誰かに話したかったんだと思う。そして助けてほしかった。この暗闇から私を連れ出してほしかった。だけど助けを求めても簡単には助けてくれない。だって私になんて興味がないのだから。
だから、突き放したのだ。
「あんたに関係ないでしょ。」
そう言うと、
「関係ないけど放っておけない。心配だから。」
そうやって彼は言ってくれたのに私は、
「いい人振らないでよ。うざいし余計なお世話。」
「え、そんなつもり無いんだけどな〜。」
「うるさいなあ。どっか行ってよ!」
「俺、笠井斗羽。君は?」
「教えるわけないでしょ、、、!」
「なんでよ笑知りたい!」
「川崎ひな。」
「ひなって可愛い名前だね!」
「よく言われる〜」
「調子に乗るな笑」
「ふふっ」
「笑った顔、、可愛い、、、」
「は?!うるさい!」
「で、なんで泣いてたの?」
「いじめられてるの。」
「なんでいじめられるの?」
「知らないよ。そんなの。」
「いじめられる理由が分からないんだけど、、」
「男子とばっか仲良くしてるからじゃないの?知らないけど。男子のほうが面倒臭くないからいいの。」
「そうなの、、、?」
「うん。だけどそれは周りから見たらぶりっ子だとか媚売ってるとか言われるの。」
「そんなのおかしいよね、、、笑」
「なんであんたがそんな悲しそうな顔すんの?意味分かんない。」
「人がいじめられるのって見てる方も嫌になるんだよね。それに聞いてるのも嫌だから。辛いよなって思った。」
「あんたって猫被ってるでしょ。」
「あんたじゃないよ。斗羽。猫は被ってると思うよ。」
「やっぱりね。なんか性格悪そう。」
「っ、、!ごめん笑性格悪そうだよね。ごめん。嫌な気持ちにさせた?直すね、、、笑」
「悪そうだけど悪くなさそう。」
「どっちなの、、、?」
「悪くなさそう。」
「そっか。」
「聞いたくせに反応薄すぎるでしょ!」
「ごめん。じゃあまた明日。」
「また明日。」
この時斗羽はどんな気持ちだったの?
―斗羽Side―
「いじめられてるの。」
そっか。この人もか。笑俺なんか今日負けたばっかりだっつうの笑後ろからあいつらが来た瞬間動けなくなった。そうしたら学校のチャイムが鳴った。
今回は地震について書こうかなと思っています。
※ちなみに東日本大震災は関係ありません。私はあの時まだ赤ちゃんだったので分からないし、津波も見たことがありません。想像で書きます
後で書きますさよ~なら~