3/7/2024, 12:25:49 AM
便せんとともに言葉を綴る
その答えはどこへ向かうか
糸と想いを分かち合い
つながり気づいたそのときには
風のようにはたと消えゆく
2/21/2024, 1:33:39 AM
同じ思いをことばに浮かんでふとした瞬間立ち止まる
それは果たして同じ答か?問いが頭をふとよぎる。
ことばは同じハズなのに思いはなぜかままならない。
重なり合ったと思ったときにはひらりと風のように舞う。
2/20/2024, 6:42:45 AM
厚塗りした絵の具のようなくもり空に僕は歩を進めている。右に視線を向ける。風に枯れ葉が舞い散る中、大きな木の先端つまりは木々の先にに帽子が止まっていた。声がして視線を向ける。木の根元、少女が泣いていた。彼女の帽子が強風にあおられて、あそこの木々まで飛んだのだろう。近づいて彼女に言う。「ちょっと待ってて、お兄さんが取ってあげる」「ホントッ!!」少女が笑む、晴れやかな表情。
風を待つ、帽子を飛ばし自分の手もとへ来るのを。風が飛んだ。今だッ、一瞬の隙を見つけ右手を伸ばす、右手には風で飛んだ帽子。「ありがとう」少女の笑みが満面に浮かぶ。僕はそれに手を振って道を進んだ。
1/17/2024, 5:11:53 AM
一面に広がる緑の森と小さく流れる川のせせらぎ
水面が光を反射して、鳥の鳴き声に耳をすませる。
1/11/2024, 11:59:52 PM
空に雪がふりつもる。
それを眺めてふりかえる。
はらと溶けゆくあの日の影が
白の中へと消えゆくさまを。