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7/29/2024, 11:14:01 AM

嵐がこようとも


嵐は、いつ、やってるかも、しれない

安心して、いつも、くる、わけでは、ない

しかも、いつまでも、とどまっては、いない

必ず、去っていく

今さえ、ここが、踏ん張りどころ

去ってしまってから、考えよう、次、きた時のこと

そして、次、また、次

そうしていると

運が、良ければ、

嵐と、友達になれるかも

そうすると、楽しくなってくる

だって、友達が、来るんだから

7/29/2024, 9:07:14 AM

お祭り

幼少期より、あまり、馴染みが、なく、今でも、好んで行く気にもならない
育った環境が、お祭りとの接点が、希薄であったのかもしれない
なんだか、損をしているのかもしれない
でも、オリンピックも、お祭りだ、
現地へ行かなくても、TV等で、結構、楽しめ、心熱くなったり、
やっぱり、お祭りは、楽しまなきゃ

7/27/2024, 12:01:42 PM

神様が、舞い降りてきて、こう、言った

わたしを信じますか

いきなり言われても、でも、神様だから、信じます

えっ、いきなり、信ずるんだと神様は、やや、薄ら笑

い、しながら、こっちを見ている

まあ、こっちへ来なさい

信ずる者よ、良いものを授けよう、好きなものを取る

が、いい

神様、わたしには、何も、見えません

そうか、まだ、何も見えないのか

また、くるので、楽しみに待っていなさい

ホッホッホと言いながら、神様は、行ってしまわれた

7/26/2024, 10:28:45 AM

誰かのためになるのなら

ずばり、働くこと

人が、動くこと

人が、重く、力をだすこと

それが、出来れば、

誰かのためになる

人は、知らないうちに

誰かのためになっている

特別に思わなくても

生きているだけで

充分

安心していい

7/25/2024, 12:40:46 PM

鳥かご

 幼い頃から、不思議に思っていた、母の実家へ行くと、いつも、ドキドキする所が、あった
母は、そこは、古くて、綺麗でないから、行っては、だめよ、と行く度に言っていた
今年から、小学校に入学するからと、挨拶に行った時、とうとう、その機会が、巡ってきた
ここは、明治になってから、建てられた、俗に言う洋館と呼ばれるもので、戦災等にも、あわずに今でも、綺麗な姿をしていると、子供心にも思っていた
祖父が、ニコニコした優しい顔で、おじいさまが、よく、どこそこの伯爵様や御令嬢が、よく、いらして、華やかなな、舞踏会が、行われていたと、よく聞かされたと、
いかにも、年代物と、思われる真鍮製の鍵で、鍵穴に入れようとした、瞬間、思わず、お母様が、駄目だと言っていたと口から、出てしまった
祖父は、やや、低い声で、もう、いいんだよと、その横顔は、寂しそうに見えた
ガチャリと言う音は、何故か、鳥肌が立ってしまった
吹き抜けの天井から、眩しい光が、斜めに差している
祖父のコツコツとした、革靴の音が、ホールに響く、大きなガラス窓の下まで行くと、花台のシーツをサーと取ると、キラキラとした金属製のものが、あった
それが、鳥かごだと知るのは、少し後になってからだ、ただ、美しい、そして、欲しいと、思った
そんな心を知ってかどうか、祖父は、また、ニコニコした優しい顔して、そら、どうぞ、と渡してくれた
私は、少々、戸惑った顔をしていると、後ろから、母のまあ、良い物を頂いたのねと明るい声で、救われた
大学生になり、ここに訪れた時、すっかり、様子が、変わり、大きなマンションが、無機質な佇まいを
あの時の宝物は、今では、我が家の娘の宝物になっている
朝から、爽やかな、音色が聴こえてくる毎日

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