あなたとわたし╱11月7日 火曜日
私はあなたのこと大好き。
結婚したいくらい。宇宙で1番大好き。
あなたも私のこと好きらしい。
でも、態度では全然わからない。
ほんとに私の事好きなのかな。
あなたと私、たぶん愛の重さが全然違う。
私重いタイプって自覚あるし、あなたが私と同じくらい愛してくれてる訳じゃないってわかってるの。
人それぞれ愛し方は違うってこともわかってる。
それでも、私はあなたと対等でいたい。
私があなたへの愛を減らせばいいの?
あなたと同じ熱量で愛すればいいの?
それって、ほんとに"愛する"ってことなの?
柔らかい雨╱11月6日 月曜日
私は晴れよりも雨が好きだ。
雨は、何もかも流してくれるから。
私の涙も見えなくしてくれるから。
ある時、私が泣いていると、雨が降ってきた。
その時、私の涙を隠してくれた雨が柔らかくて、心地よく感じた。
その日から、悲しくて泣きそうな時、雨が降って欲しい。と考えるようになってしまった。
もし、今後私が何かに打ちのめされてボロボロになってしまった時、雨が降って欲しい。
その雨で、私もどこかへ流し去ってほしい。
それが私にとっての救いで、柔らかい雨だから。
一筋の光╱11月5日 日曜日
話を聞かず怒ってばかりの家族。
友達は上辺だけの付き合い。
ぐるぐると目まぐるしく回る毎日。
そんな日々に現れた一筋の光はあなただった。
あなたは、私の話を最後まで聞いて、共感してくれた。どんなに長くても、小言ひとつ言わずに受け止めてくれた。
私が素を見せられる、唯一の人。
私があなたに惹かれるのに、そんなに時間はかからなくて。今もなお、あなたに惹かれてる。
あなたは誰にでも優しいから、これからもきっと、色んな人を救っていくんだろう。すごく素敵な人だね。
でも、私だけの光になってほしいと思ってしまう。
わがままでごめんね。
哀愁をそそる╱11月4日 土曜日
今日は、幼稚園の頃からの幼なじみの誕生日。
今は違う学校にいる君と、他愛のない会話を少しした。
知ってると思うけど、私ね、幼稚園の頃君のこと好きだったの。でも、君は「女の子はみんな好き」って言った。それが答えだと思って、私は別の恋に進んだ。
それでもずっと、私たちは近くにいた。
私のことを1番知ってるのは君だったし、君のことを1番知ってるのも私だった。
それは"友達だから"一緒にいるんだと思ってた。
小学校の卒業式の日、君のお母さんに言われた言葉。今でも忘れないよ。
「あの子ね、私ちゃんの事ずっと好きだったのよ。
でも、私ちゃんは○○くんのことが好きだって言ってたから、あの子言わなかったみたい。」
ねえ。どうして言ってくれなかったの。
君のお母さんが言っていた○○くん、私、とっくに好きじゃなかったんだよ。4年生の頃から好きじゃなかったの。
ふと、そんな思いが脳裏によぎって、哀愁にひたる。
もし君が私に想いを伝えてくれていたら、今頃何かが違ったのかな。
ありがたいことに、私は今結構幸せ。
君はどうだろう?
もう一度言うが、今日は君のお誕生日。
私からささやかなプレゼント。
君は頭が良すぎて、周りから理解して貰えないことが多いけれど、すごく優しいってこと私は知ってる。
だから、誰よりも幸せになってね。
お誕生日おめでとう。
鏡の中の自分╱11月3日 金曜日
ふと、考えることがある。
鏡の中の自分も、現実の私のように恋をしていたり、普通の生活を送ったりしているのだろうか。
鏡を見ないと鏡の中の自分に会うことはできない。
鏡を見ていない間の時間、向こうでは何が起こってるんだろう?
そもそも、鏡の中にはもう1人の私がいるのか?
いたとして、鏡の中の自分と現実の私の性格が正反対だったりするのだろうか。
そう考えると面白いなって思う。