12/21/2024, 2:47:23 PM
降る光の帯の指先を照らす葉の昼間の初めて囁きになる風の音
『大空』
12/18/2024, 3:17:58 PM
ペンの先が震えている。涙のような色をして空は突き抜けたように砂糖菓子の光を降らす、日曜日の終わりにあなたの隣が温かいこと
『冬は一緒に』
12/4/2024, 3:52:55 PM
雷管の鋭いオリエントの警笛に溶け合っている鉛があなたの瞳の色に似ている
『夢と現実』
11/29/2024, 1:50:24 PM
手のひらの痺れたような間から零れていく光のなないろ
『冬のはじまり』
10/22/2024, 4:36:09 AM
隠しておこう、手のなかにあったものが消えていったとしても、冷たく輝いていたそれが、そのうち重く温い痛みになったとしても
『声が枯れるまで』