Open App
3/26/2026, 4:10:10 AM

苦いだけ呼ばわりで冷めていくあなたの両手の中のカップに咲きかけの花のいろ、次の休みとか、桜、散っちゃうかな、木目の梁、シマウマの写真。光の差す手元で眩いフォーク、ねえ傾いたケーキばかり食べていないで
『好きじゃないのに』

3/19/2026, 4:23:47 PM

ぽんと投げたマヨネーズが浮かんでる一瞬を切り取ってあなたっていつもそんな顔してるの私が息できないくらい笑ってるとき
『胸が高鳴る』

3/16/2026, 5:37:11 PM

茄子を焼くくらいのことで鍋敷きを盾にしているあなたより、ずっと理性的でずっと臆病な私の、きっと背中の丸みはおなじ、生姜のにおいがする。換気扇を回す。
『怖がり』

2/17/2026, 2:59:29 PM

セーターを突き抜けてくる風が、いつか花弁を引き連れてくる道の、微笑みが溢れて、踊り出すように走れるようになるこの道を、星が光りはじめる澄んだ足をまた1歩重ねて、なぞる紅茶のペットボトルの溝
『お気に入り』

1/26/2026, 9:31:53 AM

膨らんでいく曲線のまがりから、じっとしているだけで冷えていく指に、視線が落ちて、流れる。冷水を掴むみたいにかぶって、前髪を上げる。痛いくらいの光から逃げて、振り返ったとき、その硬貨のざらめきに触れたい、こんなに簡単に冷めていくものに、いつまで。
「安心と不安」

Next