どんなに苦境に立たされても、何度裏切られても、夢見る心をなくさずにいられたら

でも、それって理想論

心はそんなに強くないから、へこたれて、涙をこらえ切れない日だってある

だけど、いつかきっと幸せになりたい

いつか心の底から笑いたい

そう思うことも、夢を見るってことなのかな

これ、自作小説の話だけど

その人の愛する人は、もう亡くなっていて、その人は、もういない人にいつも心の中で語りかけている

愛する人に届いているかどうかはわからない

いや、もう亡くなっているんだから、届いていないんだろう

その人は願う

愛する人よ、どうか今夜、夢の中に出てきてくださいと

願いが叶ったかどうかは、書いていない

神様って本当にいるのかな

いたとしても、多分いい子にしてたらお願いを叶えてくれるとか、そういうんじゃない気がするな

もしもいるなら、僕ががんばっているところも、あいつがズルしているところも、ちゃんと全部見ていてほしい

だって僕は、誰にも知られなくても、報われなくても、本当にがんばっているから

もしも存在するならば、神様、どうかただそれだけを見ていてください

雲が好きなんだ

雲の形や、雲が流れる様子にロマンをかきたてられたり、情緒を感じたりする

だから、快晴は、ちょっと物足りないんだよね…

空を見るのは、わりと好きなほう

雲を見たり、ときには写真を撮ったり

毎日が充実していたり忙しかったりしたら、空をボーッと眺める余裕なんてないのかなあと思ったりもする

ぼっちで、空の写真を撮るのが唯一の趣味の男の子を主人公にした小説を書いている

若干自分を投影していたりもする

彼は運命の人と出会って、人生が変わっていく

自分にも、そういうことが起こったらなあ、なんて思いつつ、楽しみながら書いている