もっと違う場所で、違う自分で、違う人生を生きたかった
こんなしょぼくれた人生じゃなく
…なんて思ったりするけど、それは無理な話
気に入らなくても、この自分で、この場所で生きていくしかないんだ
いつか、ここでよかったと思えるような、そんなささやかな出来事が起こることを願って、今夜も眠りにつこう
誰もがみんな面白いと思うような、そんな小説を書くのは不可能だよね
人にはそれぞれ好みがあるから
ほんの一握りの人にでもいいと思ってもらえるものが書けたらいいけど、この頃は、最悪自分だけでも楽しめたら、それでもいいかな、なんて思っている
今、コンテストに応募する小説の推敲をしているところで、これが完成したら、次は純粋に自分が楽しむためのものを書こうと思っているんだ
だって小説を書くことが大好きなんだもん!
去年猫が亡くなったとき、動物病院が花を贈ってくれたんだ
フラワーアレンジメントだったんだけど、これがびっくりするくらい長持ちしてさ
花は猫が亡くなってから届いたわけで、猫とは別物なのに、なぜか花を見るたび心の中で猫の名前を呼んじゃうっていう
黙っているとアレ(?)だけど、笑うとかわいいって言われたことがあったかも
ヒンシュクを買うのが怖くて、本音を隠してヘラヘラしちゃうこともあったけど、コロナ以降マスクをするようになったら、あいそ笑いをしなくてすむようになってよかったな、なんて思ったりする
でも、心からの笑顔になれるような、そんな瞬間が訪れたらいいな
瞬間じゃなくて、ずっとだったらいいんだけどな
小説執筆に対する真摯な思いを誰かにわかってほしくて、SNSに書いてみたりしたけど、なんか違うんだよね
ようするに、そんなの人にとってはどうでもいいことで、興味なんか持たれないんだ
そんなことに時間を使うより、少しでもいい小説を書いたほうがマシだと思って、SNSは全部やめたんだ
これからも小説をいっぱい書くよ