いつだったか用事があって母親と出かけて、電車に乗って座席に座ってたんだ
そしたら高校生のカップルが乗ってきて、向かい側に座ったんだよ
この二人がイチャイチャしだして、なんならチューするんじゃないかってくらいのいきおいでさ
それを母親と並んで見せられる気まずさったら…
いやあ、あの4駅は長かったなあ
雨が降り出したあの日、僕はあきらめきれずにカフェで君を待ち続けた
君の気持ちはわかっていたよ
だけど、にわか雨が止んだ後、もしかしたら来てくれるかも、なんて
でもやっぱり君は来なくて、長居した手前店員さんに申し訳なくて、パンケーキを頼んだんだ
ホイップクリームとブルーベリーソースがかかったパンケーキは、甘いはずなのに涙の味がして、胸が苦しかった
だけどくやしいから、無理矢理全部食べたよ
今もまだ、胸が苦しい
小学生の頃、友達と自転車で川沿いに海まで行こうとしたことがあるんだ
でも途中で道が川から離れちゃってどうにもならなくて
おまけに道に迷っちゃって、たまたまあったバス停の路線図を見て、それを参考にして帰って来たんだよ
今考えると、あの川はもう少し大きい川につながってるだけで、海はもっとず~っと先で、自転車で行ける距離じゃないんだけどね
一人称の物語は、いつも主人公から見た世界しかわからない
主人公が恋焦がれる人物は、なぜかいつでもつれないそぶり
だけどくるりと視点を裏返すと、そこには深い理由があって…
そんなふうに、君の冷たい態度にも、やむにやまれぬ事情があって、本当は君も僕のことを…
なんてこと、あるはずないよね、ははっ
鳥のように空を飛びたい
なんて100人いたら95人が言いそうなことは言いたくない、僕は天の邪鬼
SNSの人気のタグとかに絡みたくないし、盛り上がってる話題はあえて避けるw
そんなだから、リアルでもネットでもあんまり友達できないww