8/20/2023, 1:49:02 PM
僕の話に耳を傾けてくれてありがとう
つまらない僕の話に笑ってくれてありがとう
君の笑顔が大好きでした
もう会えないってわかってるけど、さよならを言う前にひとつだけ
僕はまだ、もうしばらく君を好きでいると思うけど、どうか許してください
8/19/2023, 11:10:44 AM
「じゃあ、雨にならなかったら行くね」
僕の誘いに、君は困ったようにそう言った
空にはどんよりと灰色の雲が垂れ込めているし、天気予報は午後から雨だと言っている
ああ、それが君の答えなんだと思った
それでも僕は、こうしてカフェの窓際の席で君を待っている
ふと窓の外を見ると、通りを行く人があわてたように走り出した
雨が降り出したのだ
8/18/2023, 1:18:04 PM
僕の双子の兄は、うちの別荘である洋館の鏡の中にいる
元は僕の中にいたんだけどね
二人で生まれるはずだったのに、まだ命が芽生えたばかりの頃、なぜか兄の体だけが消えて、魂が僕の体に入り込んだんだ
でも、僕が車にはねられたとき、衝撃で僕の体から飛び出して、洋館のウォークインクローゼットにある古い姿見の中に入ったんだって
重傷を負って、しばらくの間意識を失っていた僕は、療養のために洋館を訪れて、鏡の中にいる兄と再会したんだ
ねえ君、僕の話、信じる?
8/17/2023, 1:06:49 PM
君と水族館に行ったときのチケットの半券
君にせがまれて、大人買いした玩具入りのお菓子の、君がほしかったんじゃないほうのオモチャの数々
おそろいで買ったヘンな顔のパンダのキーホルダー
ほかにも捨てられないものはいろいろあるよ
どれも君との大切な思い出の品だから
もう会えなくても、今も君のことが好きだから
未練たらしくてごめん
8/16/2023, 1:12:05 PM
人に誇れることなんて何もないけど、無理矢理ひねり出すなら、5月にこのアプリをインストしてから毎日投稿していることと、この数年、認められもしない小説を書き続けていることくらいかな
ただ書くことが好きなだけなんだけど