6/11/2023, 1:12:35 PM
正直なところ、しばらくは街を歩くのが辛かったんだ
人混みの中につい君を捜してしまうし、君に似た人を見るのも、幸せそうなカップルを見るのも辛かった
なんとか平常心で歩けるようになったのは、わりと最近かな
もうそろそろ過去は忘れて、もっと自分のために生きなきゃと思ってね
とはいえ、やっぱり忘れられないけどね
6/10/2023, 1:09:07 PM
やりたいことならたくさんあったよ
憧れのミュージシャンの髪型やファッションを真似して、もっとギターも練習して
バイトをがんばって、話題の映画を見に行って、それから、君と旅行にも行きたかったな
だけど、そんなのはもう何一つ意味がない
どれも君がいればこそ価値があったんだ
僕が一番やりたいのは、君の心を取り戻すことだよ
でも、もう遅すぎるね
君はあいつのもとへ飛び立ってしまった
6/9/2023, 1:07:49 PM
君を失った夜、僕は冷たいベッドで泣いた
最後の言葉が胸に突き刺さる
このまま眠りについて、永遠に目覚めたくない
だけどこんな気持ちのときに眠れるはずがない
そう思ったのに、いつの間にか眠ってしまったみたいだ
「ごめんね。さよならは嘘だよ」
君の温かい手が僕の髪をやさしく撫でる
よかった
ほほえみながら目を開けると、カーテンの隙間から、一人ぼっちの部屋に朝日が射し込んでいた
6/8/2023, 1:28:54 PM
思いを伝えても、君を驚かせるだけだろう
もしかしたら、迷惑がられるかもしれない
ひょっとして君も僕のことを、なんて考えるほど、僕は能天気じゃない
だけど告白すれば、ほんの一瞬でも、君に僕の存在をアピールすることはできる
明日僕は、夢を叶えるため、この街を出る
伝えるべきか、このまま黙って去るべきか…
6/7/2023, 1:10:44 PM
世界が終わった日、ついに僕は君に会えなかった
だから塵になった今も、君を捜して宇宙をさまよい続けている
君は星になったの?
それとも天使?
会いたい