12/3/2024, 9:42:45 AM
あなたが心の暗幕を開けてくれたとき、降ってきた光はとてもあたたかくて思わず引き寄せられた。それでいて明るみへ出るのがとても怖いんです、暗いところは気持ち悪いけど自分を受け入れてくれるから。光とあなたは受け入れてくれますか、暗闇なので明るいところの何も見えません。
(光と闇の狭間で)
12/1/2024, 12:24:53 PM
あの星に手が届くと信じていたあの日の自分は、何億光年離れていても輝くような希望に満ちていました。過去はまるで光のようでとても追いつけないと気づいてしまっても、霞んだ光でも良いから宇宙の片隅を照らし続けていたい。流れ星に祈るときはその幸せを噛み締めて、いつか自分が燃え尽きる星になる、そのときは誰かの小さな光の希望になれると信じて。
(距離)
11/30/2024, 12:50:46 PM
瞳からこぼれ落ちた身体の中の水分が蒸発してこの空気と空へ還っていくことを思うと、生命という存在と水という化合物の神秘を身に沁みるように感じられます。しかし、それが行われる実態をいざ目の前にしてしまうと、不思議と自分まで悲しくなって、その神秘的な水の循環を止めようとせずにはいられなくなるのでした。
(泣かないで)
11/29/2024, 5:25:48 PM
長袖の安心感と引き換えに、視える君の範囲が狭まると思うと少し残念です。君の何もかもを視えていたいから、それをどんどん覆ってしまう冬は少し憎らしいが、白い息を吐いたときに君もちゃんと呼吸をして生きていることがわかった、ただそれだけはよかった。
(冬のはじまり)