「ごめんね、ごめん、ごめんなさい」
私は何故謝っていたんだろう
何故こんなに自分が悪いと思い込んで
謝っていたんだろう
萎縮して萎縮して考えが狭くなる
あの頃は誰も…違うよ…そうじゃないよ…
君は悪くないんだと言ってはくれなかった
もうボロボロで疲れて涙は枯れて
私が悪いんだ、私が…って自分を責めてたんだ
けどね、でもね、違うよと泣いてくれる人に
出会って…私のために涙を流してくれて
萎縮した私の心に響かせたんだ
あぁ私はなんて狭い所にいたのだろう
バカみたいだって枯れた涙が溢れでた
だから私は自分に自分自身に「今までごめん」って
謝りたい
あの頃の私へ
不安だったよね。
自分の生きる意味ってあるのかって
ずっとずっと思って生きてきて
社会人になっても就職することも出来ず
フリーターのまま…
自分はなんなんのと人とも上手く行かず
バイトでも上手く行かず
年をとる事に押し寄せる不安に
死にたいと思ってしまうほど
不安だらけで自分は変なのかと
おかしいのかとも思えてならなかったよね
でもやっと…やっと…きっかけがあって君は
自分を知ることが出来るよ
あぁそうだったのかと思えるから!!
あの頃よりは不安が不思議となくなるから!!
だから、生きることを諦めなくて良かったんだよ
上手く行かないことはあるけど支えてくれる人が
出来たよ
今の私がいるのは君が生きようって少しでも
思ってもがいてくれたから…ありがとう…。
今は自分を愛せています。
誰もが経験する突然の別れ
あまりにも突然で実感など湧くわけもなく
時間だけがただただ過ぎてゆく
そして会えないことを忘れてしまう
居ないんだとふと思う
何度も何度もそれを繰り返し
寂しさが募る
時間は忘れさせてはくれない
ただ実感して寂しさの中で
受け入れ思い出へと変わる
過去になってゆく
そうやってもう会えない人の分も
生きて生きて全うしたら
また出会い 語り合う
彼との出会いが私の運命でした…
どうしようもない私の生きる世界で
誰かと話したかった何気ない出会いサイト
メールが届く 何度かやり取りをしては終わり
会っても終わるような出会い
私はもういいやって投げありで
またメールが届く
何通もやり取りをしていく中で
何故だか彼と初めて話した気がしなかった
彼もそんな様子で私に「もし宜しければ今度会ってお話しませんか?」と誘われてきて
私は会うことにした
バレンタインだったのもあり
チョコを持って行くねとメールをした
待ち合わせの場所に彼が現れて
会った瞬間に私はこの人と結婚するんだと思った
彼もまた私と会った瞬間にそう思っていた
バレンタインのチョコを渡し、お返しにと
ロールケーキを買ってきてくれていた彼
話しをしてその日は終わり
また会う約束を彼とした
数回会ったのち、ホワイトデーの日に彼から
告白して付き合い、付き合って3ヶ月で結婚する
ことにした私たち…
あれから、もう9年が経ち
変わらず2人で仲良く暮らしています
運命はあるんだと私は思う
出会いがどうであれ彼は私の最後の相手です
後悔先に立たずって言葉がある
でも後悔したらその分「もう二度と」って
1歩前に進むんだと私は思う
後悔して下を向いて怖くなってしまうことも
あるし逃げ出してしまうこともあるだろうけど
自分の心を守りたいゆえの臆病なんだと思う
悪いことではない
でもいつかは立ち上がって下を向いてしまっていた
分も歩いて歩いて歩いてもったいなかったなって
思って欲しい