子供のままでいられたら
淀む世界を見ずにすんだのだろうか
無邪気に純粋に世界は綺麗だと
思えただろうか
子供だった頃何にも縛られない瞬間は
あったと思う
でも自由ではなかった
早く大人になりたいと望み
大人になれば憤りを感じ
どうしたって色んな物がつきまとう
子供のままでいても大人になっても
人生は難しいものだ
愛してる。
こんな私が…あなたを傷付けるような
言葉…思ってない言葉を吐いちゃう私が
あなたしかいないと思ってる
心の底からあなたがいないとダメだと思ってる
「もういい」…愛してる離れて行かないで
「ほっといて」…愛してる放っておかないで
「大嫌い」…けど愛してる
ごめん…ごめんなさい…
素直に愛をあなたに叫ぶから
あなたの鼓動が聞こえる場所で
私を眠らせて
友と学校の帰り工事をしてる道に
差し掛かる
「歩行者の道はこちらです」と
工事現場の方が案内してくれた
私はお辞儀をして「ありがとうございます」と
言いながら道を進んだ
友は驚いた顔で「わざわざお礼を言うんだね、
普通言わないよ」と言い放つ
それでも私は「ありがとう」と伝えたかった
頑張ってる人に「ありがとう」は必要だから
私は今でも変わらず「ありがとう」と言っています
愛してる人がいる
生きる意味は案外単純だったりするのかな
何も持たない私を無性で愛してくれる
だから愛してくれてる人のために
私は歩みを止めない
いつか親になり年をとった時
もっと生きる意味 もっと鮮明に
語れたら私は幸せな生き方が出来たと
思えるだろうか
「あぁこれが私の生きる意味、生きた意味」
だと呟くだろうか
善人な顔をして
善人な行いをして
善人な言葉を言う
人は彼を善人と見なす
彼女は彼の善人さを悪として
見えているのに
彼の悪を知った人は
白い目で見てしまうだろう
彼女が誰かに言うことはない
彼女が悪人か
彼が善人か
彼は悪人か
彼女は善人か
彼は血の繋がった彼女で欲求を満たす