どうしたの。
今日はなんだか
悲しそうね。
今にも泣き出しそうね。
小さい頃は
今より背が低くて
遠かったはずなんだけど、
育った町では
君が広くに見えて
今より、近くにあるように感じていたよ。
大人になって
背も伸びて
近くなったはずなんだけど、
立ち並ぶビルの隙間からは
君があまり見えないんだ。
どんなに高い建物の最上階に行こうとも
ますます遠ざかっていくみたい。
遠くなってしまったの。
手を伸ばしても届かなそうで
撫でてあげられそうにない。
ごめんね。
だからずっとそんな顔をしていないで
悲しい時は泣いて教えて
いつか、笑って
透き通るような青色を見せてほしい。
「物憂げな空」
生まれたときには
色がなかったであろう
小さな命。
自然とのふれあいで
人との関わりのなかで
たくさんの色をもらった。
感情という名の彩りをもらった。
この命を終えるとき、
それはどんな色をしているだろう。
綺麗な色じゃなくていいや。
悲しみも喜びも幸せも
すべての感情をのせた
私だけの色であればいい。
「小さな命」
Love
それはきっと、
世界でいちばん
多くの人が知っている
"愛"という意味のことば。
きっと
世界のどこでも通じるね。
僕らの共通言語にしよう。
世界中に配ってまわろう。
まずは隣にいる君に贈るよ。
「Love you」
君があまりに綺麗に
太陽のように
笑うから、
眩しすぎて
つい目をそらしてしまった。
太陽と太陽だと喧嘩しちゃうかな。
それなら僕は月にでもなろうか。
ずっと君には追いつかないな。
だから
僕は雲になることにした。
僕の傍では休んでいいよ。
君を隠すから
無理に輝かなくたっていいよ。
それなら
君から目をそらさずにいられる。
「太陽のような」
0からやり直したい。
そう思ったことは何度もある。
でも
この後悔ばかりの人生で
得たのは嫌なことばかりではなくて
幸せな思い出もあるわけで、
それを幸せと感じるのは
苦しい日々があったからでしょう。
だから
0に戻ることはしないよ。
すべて抱えて歩いていくよ。
「0からの」