それは真冬の空に瞬く星々
秋の木漏れ日の暖かさ
夏の湖水の碧
春降りしきる桜の花びらに
温む雪下 萌え光る翠
漆黒の夜空を撫で咲く花火
葉擦れが誘う風月夜
白銀に凍てる路を往く
双眸を照らす 季節はきらめき 繰り返し繰り返す
✼•┈┈きらめき┈┈•✼
──些細なことでも
隠したり繕ったりしたら駄目
必ず後から面倒なことになるし
なんなら信用Øにまっしぐら
失ったら戻らないよ
長い時間がかかるから
このくらい。は、意外、と 響くよ。
ぽかりとあいたむねのうち
ただただただたださみしくて
さらさらとすながいつまでもこぼれおちて
かぜもびゅうっとそしらぬかおでとおりぬけて
いいこでいなきゃ ないたらだめなの
いろんなことができなくちゃ うめられないって
がんばってがんばっておりこうにしたし
いうこともきいた なんでもがんばったよ
できるようになったのに
だけどちっともふさがらなくて
だめなのしっててないたよだってわからなくて
だけどやっとやっとふさがった
じょうけんなんてないんだよって
そんなのなかった しらなかったの
だれのいうことなんてきかなくていいって
つつまれた あいはともしび 私の心に灯ったの
✼•┈┈心の灯火┈┈•✼
──開けないLINE
もうどのくらいこうしてるだろう、
メッセージなんて来るわけない。
勢いに任せて心にもないことばかりを言い募って
底の知れない暗闇のような画面を睨み付けて
ベッドにスマホを放り出す。
今更どの面下げてLINEなんかできるかよ。
目をいっぱいに見開いて戸惑って
ふる、震えた睫毛が暗い影を落としたあの顔を、
あんなこと言ったのに無理して笑おうとしてた。
どうして責めなかった、
俺が悪いのに。泣いてくれたら。
泣いて責めてくれたなら、なら、悪かったって、
嘘だって、のに、、なんで居なくなっちまった
後悔は、後にも先にも行き場がなくて、
どんな苦しさも、お前とは引き換えにできなくて、
情けない俺、お前がいなきゃ彩もないのに。
赦されなくても、会えなくても、
闇の中の光、お前の元へ駆けて駆けて行け、
不完全な僕は
不完全な僕と
不完全な君は
不完全な君と
不完全な世界で
不完全に出会おう
埋まらない愛と
未完成な希望と
歪で歪な世界でさ、僕と君くるくると踊ろう
✼•┈┈不完全な僕は┈┈•✼