太陽のような
入学してすぐに貴方は人気者になって、その眩しい太陽の様な笑顔で皆を虜にする。先輩にもすぐに好かれた。私は幼なじみで他の人よりも貴方を知っているのに。段々と貴方と私は話さなくなった。当然だ。ただ少し長くいただけで地味な私と明るい貴方じゃ住む世界が違う。これで良かったんだ。私は貴方の事、恋愛的に好きだったけど貴方は違うでしょう。どうせ叶わないのだからこれで良い。太陽のような子のたった一人になろうとするのが間違いだったんだ。だって太陽は皆の物なのだから。
短編いくつか投稿します!
一話目
0からの
ゲームではリセットして0からのスタートを始められる。それも文字通り真っ新な状態で。主人公は何も知らずプレイヤーの思う通りに行動するのだから。だけど現実はそう甘くない。私は君と言う毒の虜になってしまった時点できっと手遅れだったんだろう。だから0からのスタートをした時、私はまた君の手を取ってしまう。プレイヤーの介入何て現実には無いのだから。
二話目
善悪
そもそも善と悪という物は誰が決めたのだろうか。私は神の声なんて聞いた事はないが神が知らせたのだろうか。その割には歴史は血に濡れている。そもそもの話歴史という物は敗者が書いたものではなく勝者視点から書かれた物が多い。それか自身が所属している場所。何方一方の視点で書かれてる。だから物によって善悪は変わるのだと思う。それなら神が決めた訳では無いのだろう。つまり人が自分達の都合の良い善悪を決めたのではないか。きっと善悪は作り物だったのだろう。本当の善悪とは何なのだろうか?
三話目
誰よりも
今までが幸せだっただけなんだろう。分かっていても受け入れられない。遠距離恋愛と言うのは大変な物だも理解していてもすれ違ってしまった。あの夜話した事が嘘みたい。ねぇ私颯太の事誰よりも好きだったんだよ。もう話す事も無いんだろうね。好きだったのは私だけだったのかな。ごめんね。優しいからそれに甘えていただけだったのかな。バイバイ。
同情
今日も私は涙を流す。みんなは私を可愛そうだと言い私を泣かせた子に怒る。そしてみんながわたしから背を向けたタイミングでその子と目を合わせてにっこり笑ってあげるの。今日もみんながわたしに同情をしてくれる。演技の涙で思うがままに出来る。物語なら私は悪役だろう。けれどもここはノンフィクションの世界。報われる事何てないから。わたしが主人公で断罪何かされない。
「だから私一人でも貴方に同情してあげる。可愛そうに。」
みんながいなくなった教室でわたしは一人小さく呟いた。
枯葉
「どんな葉でも最後は枯れてしまうのに。」
それはどんなに綺麗だろうと人々に記憶されようと変わる事は無い。美しかった頃を今の朽ちた自身が人々に踏まれても葉が大地の養分となるその日まで想い続けて居るのであろう。
「でもそれは葉だけでは無く全ての生命に言える事だ。」
もちろん、人間も。生きると言うのはそう言う事なのだ。始まりがあるのだ。終わりが無いというのは可笑しい事だと思う。それでも、
「終わりがあるから美しいんだ。いつまでも続く物じゃないからそこにも尊さを感じているんだよ。」
死ぬのが怖くないかと言われるとそう言う訳では無いがみんないつかは死ぬのだから早いか遅いかの違いだろう。
「結局は何時も生きている者の方が死について怖がり、死んでからの方が死を体験したからこそ生きている者よりかは怖がらないのかも知れないね。
今日にさよなら
みんなと別れて一人になると途端に不安になる。誰かと居ないと私が薄れていつか消えてしまうんじゃ無いか、なんて考えずにはいられない。一人というものが小さい頃から嫌いだ。夜なんて来なければ良いと思った事もあった。それでも今日は良い日だった、普通だったと一日を振り返って明日に期待して、幸せな気分で寝るのが好きなのだ。だから明日を迎える為にも
「今日、さよなら」