ただの中学生

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4/13/2024, 1:09:13 AM

君は羽を出して
遠くの空へ飛び立った
風にそっと流れて羽ばたく君の羽と
僕からそっと流れた頬の水
君の背中は
昔と比べ物にならない位大きかった
僕は君が見えなくなるまでずっと窓を眺めていた
ふと机の上に目をやるとそこには一輪の花が置いてあった
君の羽みたいに真っ白で綺麗な花
僕は花を水を入れた花瓶に入れ君と撮って集めたアルバムを一ページずつゆっくりと見た

4/9/2024, 9:44:27 AM

「これからも、ずっと一緒だよ」
夕日で赤く染まる歩道
学校の帰り道僕は君に告げた
君は空と同じ位顔が赤くなって言った
「…もちろん!」
僕は君の反応に思わず笑ってしまった
途中は恥ずかしそうにしていた君も次第に笑った
一緒になって二人で笑いあった後、君は言った
「それじゃ、また明日。」
「うん。」
先程までの賑やかさが無くなり静かな空気になる
明日は君になんの話をしよう
そう考えるうちに僕は家に着いた

4/7/2024, 12:07:52 PM

沈む夕日
綺麗で美しい赤
だけどどこか切ない
この太陽が沈んだら夜が来てしまう
暗い暗い空に包まれていまう
いつまでもこうやって夕焼け空を眺めていたいな

4/7/2024, 9:39:01 AM

君の目を見つめると
深い深い黒に呑み込まれる
でも君の目は透明できらきらしている
黒いけど潔白で綺麗な目 
気付くと僕と君は見つめ合っていた

3/31/2024, 11:58:23 AM

幸せになりたいなぁ
僕は気づかない
幸せについて考えている間が一番幸せだと
僕には帰る家がある
大切な人がいる
食べるご飯がある
僕の居場所がある
時間がある
これ以上何を求める?
幸せを貰うたび
僕の心のボトルはどんどん大きくなるから
だからどんなに時間をかけても満杯にならない
たまにはいつもの生活を
当たり前と感じている生活を
見つめ直すのも良いかもしれない

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