月凛星みろあ

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1/20/2026, 10:13:54 PM

最近、ある噂が流行している。
この星の海の底には、『何か』があるらしい。
本当かどうかも分からないが。
でも、何があるのか見てみたくなった。
私の友人から深い海の場所を聞いて、荷物の準備をして、準備は完了した。

何があっても自己責任。
その恐怖よりも好奇心が勝ったから、今私は海の奥深くにいる。

「ん? 誰か居る……?」

少し先に誰かが居る。
その正体を知りたくて、もっと奥深くに行った。
そこには巨大なシャコガイが。
ぼーっと眺めていると、急に引っ張られた。

「……っ!?」

気が付くと、私はシャコガイの中に居た。
出ようとしても出られない。
さっきここに入ってた男は『悪いな、姉ちゃん。誰かを身代わりにしないとここから出られないんだ』と言って逃走した。
けど、息がだんだん苦しくなってきた。

…………………。
早く身代わりを探さないと。

1/19/2026, 10:55:37 AM

わたしには幼なじみがいた。
幼なじみのゆうくんとは仲が良く、まいにちいっしょに遊んだ。

「ねえ、あやちゃん!次はボール遊びしよーよ!」
「うん!やるー!」

ときどき喧嘩もしたけど、いっしょに過ごす日々が楽しかった。
でも……

ある日、ゆうくんはいなくなった。
ママはゆうくんが引っ越しをしたとわたしに言った。

「ゆうくん、いつか帰って来るかな…」

そう独り言のように呟く日々が続いた。

十年後。中学二年生になった私――綾は、優君の事をすっかり忘れていた。

私は誰だっけ?
何を考えていたんだろう
確か、誰かの事を思い出していたはず。
誰だったかな。
ただ、ただ……
君に会いたかった。