「はあぁ〜...さっむ!え、何この寒さ。寒すぎない??死ぬよ?ほんとに。というかその上着貸せよー。こーゆう時、「寒い?じゃあこれ着ろよ」とか、イケメンムーブしろよー!お前イケメンなんだし。あ?女なんて知ってます〜。て、言うかお前まじで暖かそうやな。マフラーか手袋か上着ぐらい貸せよマジで。って頭撫でるな!子供扱いすんな〜!!はぁ〜まじで...。って息しっろ!こんなに白いことある?お前も吐いてみろよ!ってマフラーで見えへんっておわっ!きゅ、急に被せてくんじゃねぇ!!そーゆう所がイケメンらしいの!!ウザイ兄貴かお前は。ただの親友だっつーの」
なんか思いついた女の子同士のイチャつきやね。
きらめく街並み。
消えない灯り。
それだけが支配するここは。
どれだけ美しく、どれだけ醜い。
秘密だよ?
誰も、誰にも。
話さない、って。約束、できる?
...そっか。
なら、はい。これ。手紙。
書いて。
貴方の、秘密。
どんな事でもいいよ。
どんな事でも。
でもね、これは。
願いを叶えるものではないんだ。
だから、ただ。
誰かに送る。
誰にも届かない。
どこにもいかない。
秘密の、証。なんだよ。
貴方の秘密。
誰にも言わない。
だから、
私の秘密も。
誰にも言わないでね。
私は、
ずっと。ずっと、前から。
貴方の事がね。
嫌い、だったよ。
「ね、その中身。見てみてよ!」
明るい、うわずんだ声が目の前で跳ねている。
貰ったその箱は、プレゼントするのには珍しい
真っ黒い箱だった。
開けるところすら見つからない。
それと相反するように、
期待の眼差しだけを向けられている。
贈られた物であるはずなのに、
感情は着いていかない。
中身は、どうなっているのだろうか。
「気になるなら、開けてみてよ〜はーやく!」
笑ったその顔は、太陽のように美しい。
それでも、開けようと。手は伸びない。
真っ黒い、宇宙のようなその箱は。
ただひたすらに、手の中にある。
贈られたプレゼント。
その、中身は。
果たして、どうなって。
いや、
それとも。
ようやく伸ばしたその手によって、
箱が開けられる。
外も、中身も真っ黒なそれは。
さながら、
自分の持つこの気持ちと似ているようで。
全てを、見透かした目をしている。
箱の、
贈り物の、
中身は。
凍てつく星空
懐かしいな
星空、って。綺麗。
どんな想像をする?
輝く星
導く光
包む夜
それが凍てつくその時間。
それは、どこよりも。
誰より。
美しいと思った。
そう、
囁くように