臨時班長

Open App
8/30/2022, 2:09:24 PM

ルームフレグランス

6年生の時、部屋にルームフレグランスという部屋がいい匂いになるものを置いていた。
今はもう、中に入っている液がなくなってしまった。
といっても、意識するとまだ感じられる程度だ。
今、匂いでみると6年生の頃を思い出す。
あの液と共にあの日々は消えて行ったんだなと思ってしまった。

<香水>

8/29/2022, 1:41:05 PM

さよならは終わりを告げる言葉

さよならって言葉は聞きたくない。
ずっと一緒に授業を受けたい。
ずっと一緒に言葉を交わしたい。
ずっと一緒にいていたい。
ずっと……卒業する前のあのままがいいから。
仲の良い友達がいて、自分にまっすぐな先生がいて、そして貴方がいる教室に毎日行く日々がいい。
だから、「さよなら」って言葉はいらない。
その『日常』がなくなってしまうから。

<言葉はいらない、ただ…>

8/28/2022, 12:30:58 PM



{貴方が私の所に来てくれたらどんなに良いだろう。
いや、来なくてもいい。
私から行った時に会えるのなら}
ある日、彼は朝、野球の自習練をしていると聞いた。
いつでもしていると思った。
だから、「また明日」、「また明日」…と先伸ばしにしてしまった。
彼に会いたいのは本当だ。
でも、私は究極に朝に弱いのだ。
そんな私でも、スクッっと起きれた日があった。
すぐに行くことにした。
しかし、そこに彼の姿はなかった。
中学生になって忙しくなったのだろう。
後悔した。
「あの時、行っておけばな」って。

<突然の君の訪問>


8/27/2022, 1:49:51 PM

卒業4 ~雨~

雨の日は必ずと言ってもいいほど泣いてしまう。
雨を見る度に思い出す。あの、卒業式を。
「もう、5か月もたってしまったのか」
月日が流れる。
その度にあの時から遠ざかってしまうような感覚に陥る。
そうなってしまったら、少しでもあの時と近づこうとして微かに残っている記憶を探る。
そして、思い出す。
涙が溢れる。
その時は、もう一度貴方に会えた気がする。
だから私は雨に佇む

<雨に佇む>

8/26/2022, 2:00:03 PM

忘却

日記。
いつかは決心して書いたことがある。でも、冗談抜きで3日で終わった。
5年日記なのに。
また、一年前に日記を書いた。前に使った日記。その時はクラス替えをして友達が全然いなくて辛かった。だから書いた。
でも、だんだんみんなと打ち解けて書かなくなった。
記憶は、どれだけ大切な記憶だろうがおかまいなしに消えていく。
だからこそ、いつまで経ってもちゃんと形のあるものに記しておけば、また思い出せる。今は思う。
あの時、続けておけば良かったなって。

<私の日記帳>

Next